STOP8年! /小日向台町小学校改築計画

東京都文京区の小日向台町は、静かな住宅街です。住宅街の真ん中に佇む小日向台町小学校に、…

STOP8年! /小日向台町小学校改築計画

東京都文京区の小日向台町は、静かな住宅街です。住宅街の真ん中に佇む小日向台町小学校に、改築(建て替え)計画が持ち上がっていますが、工期は8年!住民や保護者に十分な説明もありません。noteでは見直しを求める活動や区の対応などについて情報を発信します。

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【小日向台町小学校改築】計画の概要と問題点まとめ

このnoteは、文京区が明らかにしている文京区立小日向台町小学校の改築計画について発信していきます。このまま計画が進んでいくことに危機感を持ち、問題提起と情報周知のためにnoteを開設しました。 工期8年!小日向台町小学校の改築計画概要文京区立小日向台町小学校は丸ノ内線の茗荷谷駅と有楽町線の江戸川橋が最寄り駅で、文京区の南西部を学区としています。閑静な住宅街の中にあり、現在約600人が学んでいます。 この小日向台町小学校に、校舎の改築(建て替え)計画が持ち上がっています。現

    • 小日向台町小学校改築の見直しを求めるポスターを作りました!

      小日向台町小学校改築について周知するための「町会だより 特別号」に引き続き、ポスターを作成しました!順次、小日向台町町会の掲示板に掲示をしています! 今回のポスターは、小日向台町小学校改築の問題点を知ってもらうだけでなく、このポスターを見ていただいた保護者や町会の方に具体的な行動をしていただきたいと思って作成しました。 文京区に対して計画の見直しを求めるために、現在は以下の行動を起こすことができます。 1.「小日向台町小学校の改築を考える会」のオンライン署名をして、計画

      • 小日向台町小学校改築についてのQ&A

        小日向台町小学校改築について周知するための「町会だより 特別号」を配布しましたが、そこに記載されている区の対応をまとめた「Q&A」がわかりやすいとの声をいただいています! そこで今回は、特別号に掲載されていたQ&Aを元に、少し加筆修正したもの(紙媒体ではスペースの限界があったので、泣く泣く削除した内容を加筆)をこちらに再掲します。現状の文京区の対応をぜひ知っていただきたいと思います。 ※小日向台町小学校改築問題の概要はこちら(まずはこの記事をご覧ください) Q:小日向台

        • 【決定】小日向台町幼稚園、児童館、育成室の仮園舎などを、別の土地に建設することに!

          小日向台町小学校の改築は、同じ敷地内にある区立小日向台町幼稚園、児童館、育成室も建替が予定されています。 当初は小日向台町小学校と同様に、同じ敷地内に仮園舎を建てて改築するとされていましたが、2024年1月30日に、文京区教育委員会から近隣にある「茗荷谷研修所」の土地建物を区が借り上げ、幼稚園、児童館、育成室の仮校舎として使うことが伝えられました。 茗荷谷研修所は、以前はみずほ銀行の研修所として使われていました。いまは関連会社が所有しているようです。 小学校と同じ敷地内

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        【小日向台町小学校改築】計画の概要と問題点まとめ

          改築計画を周知するために、チラシを作成、配布しました!

          小日向台町小学校の改築計画は、多くの地域住民や保護者が詳しい内容を知らされないままに進められようとしています。 そのため、改築計画の内容と、これまでの経緯を知ってもらうために「町会だより 特別号」としてチラシ(パンフ)を作成しました! 1ページずつ画像でも貼り付けておきます! これを、1月27日(土)から学区域内のご家庭のポストにポスティングしました。 また、2024年1月29日(月)に開かれた、来年度入学予定の児童を対象にした「令和6年度 入学説明会」で、保護者の皆

          改築計画を周知するために、チラシを作成、配布しました!

          <他区事例③>改築ではなく改修!貴重な復興小学校の事例(台東区、港区)

          前回、前々回と他区の改築(建替)事例を紹介してきましたが、今回は改修(リフォーム)の事例をまとめます。 改修は改築に比べて工期が短く、費用も安く済みます。また、戦前に建てられた学校は歴史的、文化的な価値があることから、積極的に残そうとする動きも見られます。小日向台町小学校も関東大震災後に建てられた復興小学校であることから、改築ではなくて改修できないか?との声は以前から根強くあります。 ※小日向台町小学校改築問題の概要はこちら(まずはこの記事をご覧ください) ■台東区上野

          <他区事例③>改築ではなく改修!貴重な復興小学校の事例(台東区、港区)

          <他区事例②>渋谷区、江東区の学校改築はどうなっている?

          文京区の学校改築は、狭い敷地内に仮校舎を建てる方法(自校方式)で改築(建替)を進めているため、非常に工期が長くなっています。しかし、他の区も同じかといえばそうではありません。 前回のnoteでは、文京区近隣の千代田区、港区、新宿区、豊島区、中央区の事例を紹介しましたが、どの区も他校方式(他の土地に仮校舎を建てる)で実施していました。そのため、工期は短くて済んでいます。 今回は、長期的な計画のもとに進めている渋谷区と江東区の事例を紹介します。 ■渋谷区渋谷区は長期的な視点

          <他区事例②>渋谷区、江東区の学校改築はどうなっている?

          <他区事例①>千代田区、港区、新宿区、豊島区、中央区の学校改築はどうなっている?

          23区内の小学校・中学校は築年数50〜60年以上のものが多く、どの区も老朽化した校舎の改築・改修という課題を抱えています。東京23区の学校は敷地が狭いため、仮校舎を建てる土地の確保も、共通の課題です。 文京区は狭い敷地内に仮校舎を建てる方法(自校方式)で改築(建替)を進めているため、非常に工期が長くなっていますが、他の区も同じかといえばそうではありません。調べれば調べるほど、文京区の工期の長さが異常に感じられます。 これから近年の他区事例を紹介していきたいと思います。個人

          <他区事例①>千代田区、港区、新宿区、豊島区、中央区の学校改築はどうなっている?

          小学校の仮校舎を、なぜ近隣の土地に建てられないの?

          小日向台町小学校改築問題での大きな問題点のひとつに、近隣にある財務省跡地(国家公務員小日向住宅跡地)の活用があります。 この財務省跡地に仮校舎を建てることを住民や保護者は要望してきた経緯がありますが、現在、文京区は財務省跡地の仮校舎建設を拒否しています。財務省跡地の活用についての見解は、改築方針を策定し始めた当初と現在では180度異なっています。今回は、その経緯について説明したいと思います。 ※小日向台町小学校改築問題の概要はこちら(まずはこの記事をご覧ください) 財務

          小学校の仮校舎を、なぜ近隣の土地に建てられないの?

          町会からの要望と文京区の回答<全文掲載>

          前回のnoteで、小日向台町小学校改築問題についての概要と問題点についてまとめました。 今回は、小日向台町小学校改築問題に対する現状の区の見解についてまとめます。小日向台町小学校が所在し、学区域でもある小日向台町町会が区に対する要望書を提出しました。その要望書に対するメールでの回答文が現状の区の姿勢だと捉えることができます。 前回のnoteにもPDFは掲載しましたが、ここはあえて全文を掲載します。長いので編集した概要も記載しますが、できればぜひ全文を読んでください。住民が

          町会からの要望と文京区の回答<全文掲載>