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〇〇〇×お香「これは使える!」LifeHack(ライフハック)

どんなときにお香を焚くのか?
これは人によって本当に様々で、毎日のルーティンにされている方もいれば(朝夕お仏壇にお線香をあげる方も含まれますね!)、特別なときの演出(来客時や気分を変えたい時など)に使う方も。
実は想像以上に、お香を焚くシチュエーションというのはいろいろあるので、「〇〇〇×お香」の「これは使える!」というLifeHack(ライフハック)を少しご紹介してみたいと思います。

1.タイマー代わり
2.ゾーンに入るスイッチ
3.嗅覚と味覚のMIX

1.タイマー代わり
リモートワークが増えたことによって、気づいたら座りっぱなしだった…という声も聞きます。長時間のデスクワーク、その慢性化はさまざま健康被害の要因になるとWHOも警鐘を鳴らしています。心身ともに座りっぱなしの状態は良くありません。それを回避するためのタイマー代わりに、お香が使えます。なぜなら、お香は大体の燃焼時間が決まっているからです。
アラームの電子音でアラートを出されるより、燃焼時間が30分のお香が消えたことで「ふっ」と気づいて立ち上がるほうが、集中の途切れ具合もいい感じです。また、ダラダラ見続けてしまうスマホなども、「このお香が消えたら終わり!」と決めておくなどすると、目の保護にもなります。

2.ゾーンに入るスイッチ
嗅覚というのは五感の中で唯一、脳に直接働きかけることができます。作用される大脳辺縁系は感情を司る場所なので、「照明を暗くする」とか「ヒーリングミュージックを聴く」など、視覚や聴覚でリラックスするよりも、嗅覚は感情の起伏に大きな影響を与えるのです。集中したい時、リラックスしたい時、この香りを嗅ぐとこの状態になる…そういう経験値をもっていると、それがスイッチになって理想の状態に時間をかけずに持っていけるのです。前からお寺さんやヨガ講師の方には、マインドフルネスや瞑想と親和性が高いことは知られていました。また、試験勉強や読書など「ここは集中したい!」時も、お香を上手に利用してみるといいと思います。

3.嗅覚と味覚のMIX
嗅覚と味覚はとても密接な関係があると言われています。たとえば、鼻がつまっている時は味がよく分からないかったりしませんか? それもその相互作用のせいです。時期をみて詳細はお話するつもりですが、近畿大学との産学連携で「香りと味覚のプロジェクト」が現在進行形で進んでおります。少しだけお話すると、香り×飲み物で、味が変わってくるというものです。香りのキツイ香水をつけたお客様の入店を遠慮いただく飲食店もありますが、逆の発想として、匂いと味の可能性にチャレンジしているところです。

以上、お香を焚くシチュエーション、3つのLifeHack(ライフハック)でした。お香のある暮らしの参考になれば嬉しいです。  菊谷


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