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頑張るってあたりまえのことですかね?


何か良いフリー素材はないかと調べていたら、
「この方たまにお見かけする方だな〜」と思って調べましたところ、フリー素材モデルとして活躍されている段田隼人さんという方でした。

本当に良い素材だなー。
今後も敬意を持って使用させて頂きます。


ではさっそく今回の本題に入りますが、
日本は産業や工業や商業などの各分野において凄まじい勢いで発展を遂げてきました。

血と汗と涙と努力と我慢と喜びと悲しみと…

もういろんな成分が入りまくって今日という日を迎えている、そんな我らが日本において、

この国の人たちは
頑張る 
人ばかりだったのでしょう!



頑張ることなどあたりまえのこと!


なんとなくこの名言っぽいフレーズって人生の中で耳にすることないですか?

例えばアスリートの方や社会で成功された方などが優秀な功績を讃えられた時に、そういった超一流プレイヤーの方々が何かしらのはずみで言ってそうなセリフじゃないですか?


今回も私の独断の偏見が入ってしまいますが、

ここでいう 頑張る とは
イコールで表せば 努力 ということだと思います。

つまりは、
努力することはあたりまえ

何かを成し得るには、
努力することは当然のこと

今回はこの辺りの、日本人特有の思想に対して少し切り込んでいきたいと思います。





ここで私自身の経験談を語ります!


日本は明治時代より欧米列強に肩を並べるべく、労働者はシャカリキに働いてきたという歴史や日本人特有の真面目さも相まって、そういった要素やアイデンティティが現代の多くの人たちに本能的に備わっているものだと思っております。


20年ほど前の話になってしまいますが、新卒で入社した会社がまぁまぁゴリゴリの営業会社でした。

今ならこんな環境だとわかった瞬間に秒で退散ですが、当時の私は脳みそヒヨコながらも学生時代に野球部に所属していたため、わりとこの辺りの理不尽乙な体育会環境に少しばかり免疫があった頃でした。🐥

まだそういった時代なのか特有の環境なのかは定かではないながらも、ただ世の中的には確かに今よりかはオラオラしていた頃ではありました。

これは今の時代においても「どの会社も何名かは必ずこういった人材を配置するように」というような裏ルールが社会には存在するのか?
会社には必ず、キングコングドンキーコングのようなゴリラ系の上司や先輩っているじゃないですか?

そのドンキーコング 🦍 が、ピヨピヨ 🐣 な私に対して、「やり過ぎない程度なら上から樽を投げてもOK」ってのが容認されていた時代だったので、まぁよくもそんなに飽きないねって心の中で言いまくっていたほど毎日叱責を受け続けていました。

初代ドンキーコング


経験やテクニックなど何もない当時の私は、ただ荒波に突っ込んでいき当然のように波に飲まれて岸に突き返されるという、見事なまでのピヨピヨ感を出しまくっていたため、ドンキーコングからすれば樽の投げ甲斐があったのかもしれません。

そんなドンキーコングからよく言われた言葉が 

「結果が出なければ努力していないのと同じ!」

「売れない理由は100%オマエにある!」

「アポ取りや報告書をまとめるのは事務作業であって仕事じゃないから、そこは勘違いするな!」

なんてことを今でも覚えているぐらいよく言われていましたけどね。
そのドンキーコングの投げてきている樽に一番強いメッセージ性をヒヨコながらに感じたのはコレでした。

「頑張るとかどうでもいいから、とにかくさっさと結果出してこい!」




そして私は見事に社会にKO負けしました!

営業の世界は間違いなくこの色が強く出てると思いますが、基本的に世の中とは理不尽に対しての耐久性があるかないかが鍵となりますので、

それが受け入れられなければゲームオーバー(退職)で、また再チャレンジ(転職)してね!
という流れになっていると思います。


ここで冒頭に戻りますが、

成功を収めたアスリートや会社経営者の方々は、
この辺りの耐久性がめちゃくちゃ強い人だと思っています。

ピヨピヨ期間をすぐに脱して早い段階でライジングできるような選ばれし者とピヨちゃんとでは意識から差が出るのは当然のことですから、わざわざこの段階で世の中の理不尽さに対して振るいにかける必要なんてあるのかなと思います。




ただ、よく考えてほしいんだ!


この「頑張るのは当然」理論は、
あくまで自発的に使う場合はカッコいいのだが、

ただ他人から言われることで「は?何言ってんの?」な気持ちにさせてしまうこともあるため、人に向けて伝えていい言葉なのか考えさせられますけどね。


でもね、
今の日本人は「自分が言われたり求められたりは嫌だな」な感覚を、自分以外の人にはこの感覚を平気で向けている傾向があります。

🔸🔸🔸

例えば、あなたがラーメン屋に入店したとします。

ラーメンの味は正直イマイチ、美味しくなかった…
という感想だとするなら、

あなたは、
「まぁ頑張って作ってくれたから仕方ないっか」
と、なりますか??

寛容な方も中にはいるでしょうが、
やはりお金を払っているという大義が発生しているために大多数の方は納得いかずに不満を持ったり、中にはネットのクチコミで低評価とそのお店に対しての感想文まで丁寧に残す方もおみえになります。






結論、
頑張ることや努力も立派な才能ですが、評価に結び付かないことが多い!


正直な話、世の中は頑張ることだけで評価を得ることは難しいです。

結果や完成度で対価が決まるため、
世知辛いこと言ってしまえば、結果を残せなければ価値が生まれないということこそ紛れもない事実です。

裏を返せば、頑張っても頑張らなくても
結果で周囲を納得させることができれば、正直その仮定は何だっていいと思います。


🔸🔸🔸


ただアナタが結果を残すために行っている努力や準備に対して
「そんなのあたりまえじゃん」
とか言ってきたりするドンキーコングには物申させてほしいのだが。


いや、頑張ることはあたりまえじゃねーし、
テンションやモチベーションを上げるためにも努力や工夫だってあるし、
何も知らねー奴が勝手に求めてくんな!やし 


オマエのしょーもない哲学のせいで、こっちのテンションやモチベーションまで下げにくんな!



本来は成果を上げるための頑張りにも評価に値する世であってほしいと思いますし、

私たちが作ってしまった結果主義でたくさんの人々が日々プレッシャーと戦っています。

私たちにできることは世の中的には意味がないことなのかもしれないですが。

家族や友人などの近しい方々に対して、その方のモチベーションを保ってあげるために日々頑張りを讃えていくべきと個人的には考えています。


ですので願わくば、
アナタはアナタの大切な人や人たちに、労いの気持ちを持って労いの言葉をかけ続けてあげてくださいよ!




私たちの周りの世界なんてその程度の工夫で多少は改善されるようにできています。


ですのでこれからも、周囲の方の頑張りも讃えれる世の中にしていきましょう!

という安いメッセージ性の話でした。

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