なつかしい歌の思い違い、よみがえる記憶。
こんにちは、うえぽんこと、上田です。
今日は、朝起きて、ぼーっとしていて、頭の中に、ふわぁと聞こえてきた歌について書いてみます。なぜ頭の中に聞こえてきたのか。きっと昨晩、その歌をたまたま聞いて、耳に残っていたからだと思います。そして、その歌のことを考えると、大人になって持った違和感も一緒に記憶によみがえってきました。
『ゆめいっぱい』
アニメ『ちびまる子ちゃん』第1期のときに、流れていたオープニングの歌。
ぼくが小学校低学年のときに、はじめて、このアニメのオープニングを観たときに、シンプルなキャラクターと背景が絵本みたいな絵で印象的だった。
最初と最後のカットで出てくる甘味処みつやの外観と、途中描かれるかき氷のシーンは、よく覚えている。
そして、シンプルな絵柄で描かれる想像の世界と、シンプルで覚えやすい歌詞と曲が合わさって、子供の頃の記憶に深く根付いている。
カラオケでも、急に歌うことになったら、この歌は歌える。
大人になってからだっただろうか、カラオケで『ゆめいっぱい』を、たまたま歌ったときだ。
画面に映しだされた歌詞テロップを見て、あれ?、となった。
小さい頃から毎週日曜日の夕方に『ちびまる子ちゃん』を観ていたから、何度も観たであろうオープニングのサビのメロディや歌詞は、自然に、ことばとして出てくる。
しかし、いざ歌詞テロップを見ながら歌うと、サビのところで、ぼくの中で、違和感が生まれた。
サビの歌詞は、
楽しいことなら いっぱい
夢みることなら めいっぱい
今すぐ おしゃれに 着替えて
友達 探しに 行(ゆ)こうよ
シンプルで、覚えやすい。
しかし、
夢みることなら めいっぱいのところ。
実際、歌を耳で聞いてみると、
夢みることなら あめいっぱい
に、ぼくは聞こえるのだ。
夢みることなら 雨(あめ)いっぱい
無数の雨粒が落ちてくるぐらいに、夢がたくさんあるんだぁと、勝手にぼくはずっと、思っていたのだけれど、歌詞テロップを見ると、どうやら違った。
実際、アニメのオープニングの歌詞テロップも、
夢みることなら めいっぱい
になっていた。
ちょっとタモリ倶楽部の空耳アワーな感じだった。
まぁ、夢はたくさんいっぱいあるってことで、言っていることは、だいたい同じなのだから、いいとは思う。
ただ、もし、「めいっぱい」が「あめいっぱい」だったら、オープニングのシーンも、少し変わるのかな。背景が雨になったりして(それはないだろう)。
昨晩、テレビのCMで、『ゆめいっぱい』が流れてきた。
動画で登場する母親が、車の中でラジオから流れてくる、『ゆめいっぱい』を、なつかしながら、一緒に口ずさむ。
そのとき、母親の歌い方を見て、なるほど、こうやってサビを歌うんだなぁというのが、感覚的にわかった。
夢見ることならぁ〜 めいっぱい
今のぼくは、子供の頃のなつかしい思い違いをしていた記憶でできている。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぼくがカラオケで、動画の母親のような歌い方を実践するかは、さておき、他の人が、どう歌っているのかは、気になります。他にも、実は思い違いしている歌詞ありそうですよね。
なつかしいといえば、今年の春の新番アニメ『かくしごと』のエンディング曲、大滝詠一の『君は天然色』もなつかしい。
サポートありがとうございます。カフェでよくnote書くことが多いので、コーヒー代に使わせてもらいますね。