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生きた人を創る、それが私の夢

今まで、自分はこんな題名みたいな大きいことを言うのが苦手だった。どこかで「今の自分には分不相応だ」「できなかったときのために恥をかきたくない(保険を掛けたい)」といらん意地を張っていたんだと思う。

でも、最近はそういう意地を出しても良いことは無いと思うようになった。というのも採用を始めてから、10人近くの方々と話をする中で、商品・サービスや事業を超越した未来図を語る機会を頂ている。出し惜しみしている場合ではない。


世界中の人と接して生まれた、夢を持って生き方とは何かという「問い」

私は、2010年からの1年間の中国留学(上海)、計2年間ほどの中国駐在(天津)と放浪、そして約40か国・地域を訪れてきた。留学中は、中国現地の学生だけでなく、米州、欧州、中央アジア、アフリカ、オセアニア…様々な出自の学生と出会ってきた。それぞれの夢に触れていく中で、「夢を持って生きるって何だろう?」という問いが生まれてきた。

それに対する答えが、
・自分の生き方を自分の意思で選び、歩むこと

私が上海に留学を終えた前年の2011年、中国が日本をGDPで逆転した。当時の上海は、経済成長率が10%を超え、未来への希望と自信にあふれる一方、東日本大震災の影響を受けた東京では、自粛ムードが続き、社会に未来への希望と自信を見出すことができなかった。

それだけでなく、大学卒業前に次の進路に向けて動くが、それは職探しであって人生や未来への探究には繋がっていない。だから、自分は生まれて初めて職業以外で「夢」って何なのか?と考えたと同時に、言葉にできず苦しんだ。

また、私が留学中に駐在員と接し、就職した後に何度も「生きる」って事をどう考えているんだろう…と思う機会が何度もあった。「夢だけでは生きていけないよ」、「中国には関心がない(けど駐在だから仕方なく来た)」と聞くたびに、虚しい気持ちになった。

中国を含めて、勢いのあるアジア諸国で見てきたのは、より良い明日を夢見て生きる人々の情熱。誰かによって「生かされる」のではなく「生きる」という意味を社会が、そこに生きる人々が理解したら、実感したら、行動する人が増えたら、本質的に強い社会になるはずだと確信を強めた。

「生きた人間を創る!!」それが私の出した結論だ。


生きた人間になること、生きた人間を創ること

2021年3月からSOYMIL事業を始め、今年2月からROOF事業を始めた。「食」をテーマにした商品・サービスの開発を通して、持続可能で平和な社会の実現を目指しており、未来へ繋がっていく盤石な布陣になりつつあると自信を持って言えるようになった。

今は目の前にある二つの事業に集中しつつも、2020年代にはもう一つの新規事業を始めることで、会社を「梁山泊(りょうざんぱく)」のうような組織にすることを決めている。

「梁山泊」とは、15世紀ころの中国(当時の明朝)で創作された小説『水滸伝(すいきょでん)』で、様々な分野の傑物が集まる場所として描かれている。これは生きた人間を創るためには必ず到達しなければならない地点である。

まずは、自分自身が「生きた人間」を体現する必要がある。起業や事業立ち上げを通して、自分が歩んできた人生や生き方と深く向き合い、行動することで徐々に形にしていく。自分の人生と向き合い、当事者意識を持つことに辛いこともあるけれど、楽しく充実した日々を過ごせていると自信を持って言えるようになった。その一方で、自分の能力の限界、一人だけ動くことで変えられる社会の狭さを知った。

だからこそ、より多くの人々と夢を語り、実現させていくような組織を作っていきたい。自分の生き方を自分の意志で選び、歩む同志の輪を広げていくことで、熱がより広く、大きく伝播していくことで、社会に活気を創り出すことができると信じている。


「生きた人間を創る!!」それが私の出した結論であり、会社の明確な方向である。



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