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SOYMILブレンダーPLUS誕生ストーリー~前編~

SOYMILでは、9月29日(金)14時からmakuakeで先行予約販売を行います。2021年3月に実施したプロジェクトの第二弾となります。なぜこのプロジェクトをやるのか?そして、今後何を目指しているのかを書いていきました。是非、ご一読いただけると幸いです!https://www.makuake.com/project/soymil_02/ ※9/27時点では非表示です


きっかけは、徐々に大きくなる不信感

「あー、航平君このままだとヤバいよ。なんかあったらいつでも相談して」

2023年5月、僕が事業相談や人生相談をお願いしている元大手家電メーカーの技術士の方からの一言です。僕は顔を真っ青にしながら、このままだと色々終わる…と考えていました。

そうなったキッカケは、2023年2月頃からあることをキッカケに製造委託先の工場に不信感を持ったことがキッカケでした。どん底から事業を転換し、今に至る中で前に進む力になるはずだった工場とのやりとりでどうしてもぬぐえない不信感が芽生えていました。あの手この手で聞き込みを進めていたり改善案を求めていましたが、何が何でも確かめようという気持ちが高まったのと、2023年4月から訪問国の入国制限がコロナ以前に戻ったことを踏まえ、海外工場へ向かいました。

約3年ぶりの海外渡航

3年ぶりの海外渡航、本来は楽しみで楽しみでしょうがないはずです。まさか久しぶりの海外渡航がこんなにも足取りの重いものになるなんて微塵も思っていませんでした。

経由地の香港にて

経由地の香港は、昼間の最高気温が25℃くらいで、一年で最も気候の良い時期でした。香港にはたくさんの友人がいるので、会いに行きたい・・・と思っていました。本来は観光で来れた楽しいはずなのですが、一刻も早く工場へ向かうため陸路で出発し、当日の夜には工場の近くの街へ到着しました。

工場で見た絶望と湧き上がってきた希望

不信感は見事に的中し、「この製造委託先とは。これ以上取引することはできない」と確信を持ちました。この時、底知れぬ怒りが湧いてくるかと思いましたが、自分の中では虚しさと「終わりが来たな」という一種の納得感です。何かを始めることもあれば、何かを断ち切るのも私の仕事です。毎日のように楽しく使ってくださるリピーターの方、到着を楽しみにしてくださる新しくご購入された方、全ての方の期待に応えていくためには今の製造先に改善を促すのではなく、関係解消していくしかないと決意しました。SOYMIL事業を興してから、初めて断ち切る経験を迎えることになりました。

安藤忠雄さんが設計した工場付近の美術館前にて

今までのサービスの根底が変わるような大きな決断を下しましたが、実はこの時、次の当てが決まっていませんでした。ただ、私の中で一つ明確な確信がありました。

この商品・サービスは今後大きく形を変えるかもしれないけど、何らかの形で残っていくはずだ!だから、ここで止まる必要は無い。


多くの人がいるから、立ち止まらなかった

私は、事業をやめた方がいいんじゃないかと本気で悩んだことがあります。それは、SOYMIL事業を始めて半年近くが経った2021年秋頃です。どんな施策を行っても外れるし、売上がなかなか立たずに残高は減る一方。そんな状況の中で、「見切りをつけるべきではなかろうか」と思っていました。

今回、自らの手で取引先を切り、半年先がどうなるのか分からない状況を作ったのです。ただ、それでも続けていこうと明確に思ったのは、周囲に多くの人の存在が見えてきたからです

普段から助けてくれるスタッフの皆、私の家族や友人、支援してくださる方々、最も大きな存在は身銭を切ってサービスに課金したお客さまですね。

PR会社やインフルエンサーに支払える金銭的余裕がない中で、「家族や友人へのプレゼント用に購入しました」と言った声や、Instagramへ掲載仕手くださる方の写真や動画を見ていると、どんなに小さくても人の輪が広がっているのを感じました。

帰路の香港空港にて

私はまだまだやれることがあるし、もし新し製造委託先が見つからなければ本当に事業を閉じることになる。だけど、なぜか次が見つかる自信と、いろんなことと衝突しても道を拓いていく気概だけはありました。


(中編につづく)



SOYMILブレンダーPLUSを世界に先駆けてmakuakeで先行予約販売しています。ぜひ、手に取って試していただけると嬉しく思います!ご意見ご感想を反映させていきたいので、一緒に新しい文化を作っていきましょう!https://www.makuake.com/project/soymil_02/

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