AXパネル登壇のご案内
2018年も7月に突入しましたね。今年も、いよいよ後半戦の始まりです。
今年になって私も初めて知ったのですが、7月1日は「カナダの日」。なぜかカナダ領事館のイベントに招かれたので、日曜は家族で隣国の建国記念を祝ってきました。近所のホームパーティーへご飯を食べに潜り込んだ的な参加レベルでした。完全に外様。
娘の名前には、カナダの代表的な樹木の漢字を折り込んでいます。
その娘が初めて参加する公式パーティーが、カナダを祝うイベントだということに、親バカな2人はニヤニヤ。
この調子でカナダに老後のおうちでも買ってくれないかしら。この子。いや、おばあちゃんには「子供にそういう期待をかけるな」と言われているので、だめか。
さて。
今週はロサンゼルスから日本のポップカルチャーへ送るラブレター、「アニメ・エキスポ(Anime Expo 2018)」の開催週でもあります。イベント盛りだくさんですよ。
実はなんのご縁か、私もパネラーとして登壇することになりました。
7月6日の夜6時、LAコンベンション・センター内での会場は「LP4/411」とのこと。
故・高畑勲さんについてディスカッションを展開するそうです。うーん、ぼくはお会いしたこともないのですが...。旧東映動画の後輩として、大先輩が残された伝説について諸先輩方から伺ったエピソードを話すくらいが関の山だと思います。
他の登壇者はというと、歴代ジブリ作品の英語吹き替え版キャスティング・ディレクター、現在ジブリ作品の配給を引き受けているGKIDSのプレジデント、そしてアメリカでもっとも権威あるアニメーション研究家と、錚々たる顔ぶれ。
自分の場違い感が実に際立ちますが、日本人代表として責任を持って発言してこようと思います。
というのも...登壇者の傾向的に「西洋側」からの視点が中心になるものと思われますから、高畑さんの作品を受け入れてきた「普通の日本人」としての感覚を話すだけで、ぼくの役割は十分なんじゃないか、とも思っています。
お時間のある方はぜひお越しください。
終了後に声でもかけてくだされば、立ち話のひとつでもしたいです。
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さてさて212号のご案内もしておきます。
三谷のコラムは、映画の未来像を紐解くコラムの導入編。
映画の未来について本気出して考えてみる | mofi 212号
そしてニュースは、ぼくが編纂しました。
映画ビジネスはまだ死なない | mofi 212号 ニュース
外れ作品はありつつも、昨年と比べて総合成績が伸びている今年の興行。「劇場映画の終焉」を悲観的に予測したウォール街に反して、映画ビジネスは上り調子だ。大スタジオの統合、ストリーミングの乱立、そしてプロダクションの閉鎖と、渦巻くハリウッド事情をピックアップ。
楽しんでいってください。
今号もよろしくお願いします。
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