有料コミュニティー最高🏃‍♂️

ここ数ヶ月ワンピースが熱いです。いや、ずっと前から常に面白いんですけど、遂に物語が終盤に近づくにつれて、いろんな伏線が回収され始めています。ここではネタバレはしませんが、毎週のようにトレンドに入っていました。

で、その本編の盛り上がりに連動する形で、ワンピースの考察系YouTuberの方々の勢いも凄まじいことになっているんですね。以前からずっとされていた方もいますが、ここ最近の盛り上がりで新規参入も増えて、再生数も全体的に上がっている気がします。

僕も少し前から考察系のYouTuberさんを見始めました。ただ、最初は過去動画も見返すくらいの勢いで見続けていたのですが、正直ここ最近は新着動画もあまり見なくなりました。熱が少し冷めた、飽きた、という見方もできますが、僕のワンピースへの想い（楽しいなー）は変わってないので、"この感情はなんだろうな？"とモヤモヤしていました。

今日はその考察結果を書いてみます。

"何が楽しかったのか"を考える

まず「考察系YouTuberの何がそんなに楽しかったのか」について考えます。今あまり楽しめないということは、以前感じていた楽しさを今は感じられなくなったからだと推測できます。

あくまで僕個人的な意見ですが、僕は考察自体も楽しかったんですけど、ワンピース好きが集まってるコメント欄やチャット欄も含めて楽しんでいた気がします。

今僕の周りには自分と同じ熱量でワンピースを話せる友達がいないので、好きな人たちが集まっているコメント欄を見て、「いやーそうだよね、今激アツだよね！」と共感した気持ちになっていました。別に会話をしているわけでも積極的にコメントしているわけでもないのですが、仲間がいるような気持ちになれたんですね。

僕は以前別のブログで「コンテンツは待ち合わせ場所である」的なことを書きましたが、まさにそれです。

ワンピース考察動画はあくまで待ち合わせ場所。ハチ公的な存在。そこにいけば、仲間に出会えるからみんなが集まってきてワイワイする。そこまで含めて楽しい。

（そう考えると、今度のクリエイターはいかに待ち合わせ場所となれるコンテンツを作成できるかが大切になってくる気がするけど、それはまた別のブログで書こう。話がそれちゃうので。）

人気と両立できないもの

僕が感じていた楽しさ（コンテンツ + そこに集まる仲間）がわかった後は、なぜ今はその楽しさが失われてしまったか、です。

理由は明確で「"そこに集まる仲間"がいなくなったから」です。

厳密に言えば、今もなお集まっては来ているんですけど、人気になって再生数が上がると、ワンピース反対派の人とか、アンチみたいな人も集まってくるようになっちゃうんですよね。そのコメント見ると、完全に水刺された気持ちになって、急激に熱が冷めるんですよねー。友達と楽しくワイワイしてた時に、別の友達が空気読まずにいきなり会話入ってきたみたいな感じ。

事象としては僕がワンピースの考察系動画を見なくなったという超個人的な話で、人気になればアンチも集まってくるのはインターネットの摂理だから仕方ないよで片付けられる話かもしれません。

ただ、意外にこの問題ってこれから事業を作っていく上でめちゃくちゃ大切なことかもしれないと感じました。

時代はダイレクト課金&有料コミュニティーへ

無料コンテンツが拡散し人気になる。ファンたちはワイワイして楽しい。でも人気になるとそのワイワイしてたコミュニティーが破壊されて、一部が離脱する。その結果、ワイワイ感よりもコンテンツの質を上げるしか再生数を維持する方法がなくなるのでそっちに振る。ただ、コミュニティーがなくなっているので再生数が安定しないし、クオリティが下がったり別の人が高まると下がる。おわた。

こんな感じになっていくんじゃないかと思う。てか、多くのインフルエンサーが衰退していくのは、人気になったときのコミュニティーメンテナンス（コメント欄の風紀を統一する）ができていないからかもしれない。YouTuberもコメント欄にアンチがめちゃくちゃいたら、純粋に楽しめないから離れちゃうもんね。

そう考えると、やっぱりファンがずっとわちゃわちゃしていられるように、有料でダイレクト課金が正解な気がする。不要な切り取りもないし、アンチもいないし。今後はやっぱりそっちにどんどん流れていくだろうな。

以前、NFTの本質は所属にある的なnoteも出しましたが、これも同じような話で、有料で入るコミュニティーの時代がやっと到来しそうな予感です。で、毎月のサブスクだと少しハードル高いかもしれないので、買い切りで、転売もできる有料コミュニティーがNFT使ったコミュニティーです。

この辺は自分でもやり方をもっと模索していきたい。

おわり。