「How」を学ぶ
現在、手紙形式の”いちおし”シェアサービス「demmpa」の仮説検証を始めています。
仮説検証を始めるにあたり、色々な記事や本を読みますが、「何を作るか(What)」や「誰とやるか(Who)」「なぜやるか(Why)」だけでなく、「どうやるか(How)」がもの凄く大事だなと思うようになってきました。
いわゆる「経営戦略」と呼ばれるもので、大事なのは前からわかっていたつもりでしたが、腑に落ちてきたのはここ最近です。経営というのは、本当に無限の選択肢があって、どこに舵取りをするのかによって、成功か失敗かが大きく変わってきます。
アイディアに価値がないというの戦略の要素が大きいからです。GAFAだって、決して革新的なビジネスモデルを提唱してたわけじゃないし、No.1の速さで世の中に出したわけじゃない。競合が数多くいた中で、勝ち残っていったんです。
今まで(β版ができるまで)は正直「何を作るか(What)」に対して、全力で頭を使ってきました。けど、これからは「どうやるか(How)」に頭を使うことが大事になってきます。
***
個人的に、仮説検証で大事になると思っているのは、「偏見の削除」と「仮説に基づくデータ収集の徹底」と「ユーザーと触れ合う絶対的な時間数」と「学び力」と「ひらめき」かなと思ってます。
当たり前のことですが、人は弱いので、見たいデータを見てしまい、見せかけの成功を演出してしまいます。厄介なのは、無意識的にそれをやってしまうことで、うまくいってると勘違いしてしまうことです。これは気をつけないといけないな、、、。思い入れが強い分、偏見が入りがちです。
そして、仮説検証なので、仮説を立てて、データを集めて、ちゃんと分析して、また仮説を立てるってプロセスをくるくる回していくスピード感が大事です。そして、競合が出てきたときに負けないほどのスピード感で、何かを学び実装していくことも大事ですね。
最後に「ひらめき」です。言葉だけ聞くと運任せのように見えますが、頭がちぎれるほど考えて、他のアイディアをインプットした先に、ふっと何かがひらめく瞬間が訪れると思ってます。
最近少し話題になっていた記事で、2chの創業者のひろゆきさんが言っていた言葉が割と好きなんです。
「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉だ。これの真意をみんな誤解している。本当は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ということだ。
***
「どうやるか(How)」がもの凄く大事ということは、とてつもなく巨大な敵に勝てる可能性がありつつも、自分の意思決定で大きな負けをするリスクもあるということです。
そう考えると、戦略を決めることは想像以上にプレッシャーだなーとも思いますね。ただ、そこにチキって踏みとどまっていたら、それこそ何も学べないまま、成長していかないので、最低限の負けを経験しながら、とにかく前に進み続けることを意識したいなと思ってます。
負けるのは嫌だけど、経験がない以上負けるのは仕方ないし、いい風に言えば負けることを知れることは前進です。ただ、ちょっと考えれば「その負けはしなくてもわかったよね?」ということも多いと思うので、考えながら動いていくことはしたいと思ってます。
がんばろ。
おわり。
——オシラセ——オシラセ——オシラセ——
現在開発中のプロダクトにて、クローズドβ版の検証にお付き合いいただける「ブランドオーナー」さんを募集しています。
***
Twitterやってます!フォローお待ちしております!
ご支援ありがとうございます!