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【おすすめ】コスパ最強のワイヤレスイヤホンがついに出た EarFun Air Pro3 ノイキャン/ハイレゾ/Qi対応/マルチポイント/イコライザー

EarFun さんから Air Pro 3 を提供していただいたのでレビューしていきます。

外観

高級感のあるケースとイヤホン本体
イヤホンは持ちやすいうどんタイプ

動画で見たい方はこちら

全部盛り感満載のスペック

  • チップ: Qualcomm QCC3071

  • Bluetooth 5.3

  • 11mmの大型ダイナミックドライバー

  • 対応コーデック: AAC、SBC、aptX AdaptiveLC3(アップデートで対応予定)

  • 連続再生時間: 約9時間(ANCオン時は約7時間、ケース込で約45時間)

  • アクティブノイズキャンセリング(‐43dB)

  • cVcノイズキャンセリング

  • アンビエントモード(外音取込モード)

  • マルチポイント(最大2台)

  • 専用アプリによるカスタマイズ

  • イヤホン充電時間:1時間

  • ケース充電時間:約2時間(有線)約3.5時間(ワイヤレス)

  • バッテリー容量: ケース:520mAh イヤホン:54mAh

  • 防水性能: IPX5

  • 重量: 5.2g(片側)

  • ケース込み重量: 52g

  • 定価8,990円

大口径のダイナミックドライバーの迫力ある音

はっきり言って音質は非常にいいです。聴き始めた瞬間に迫力が違うのがわかります。大口径のダイナミックドライバーってこんな音なんだーと思いました。耳がとろけます。

音としては低音が非常に強くて気持ちいいので、ポップスやロックとの相性が良くておすすめです。とりあえず星野源を聴いとけって感じ。

中音から高音域もしっかり鳴っているので、とにかく気持ちよく音楽を聴けてテンション上げたいときにピッタリなイヤホンです。

とはいえ音の定位感とか高音域の艶やかさ的なやつとかは「それなり」って印象です。低音域の強さもあって、どうしてもモコモコとこもったような印象を受けてしまいます。これは僕が個人的に「やっぱ音はフラットよな(キリッ」「抜け感サイコー」みたいなタイプなので、どうしてもそういう感想になってしまいます。要は個人的には好みの音ではないってことです。

低音こそベースといった音

ノイキャン性能は非常に強力

アクティブノイズキャンセリング機能の性能はスペック上-43dbということもあって、めちゃくちゃ強いです。付けた瞬間に静寂の世界に包み込まれます。「ここ宇宙空間か…」ってなります。

エアコンや換気扇の音、自動車のエンジン音、電車の騒音など、都市空間におけるあらゆるノイズがキャンセルされるので、このイヤホンさえあれば都会の喧騒を離れて自分だけの空間でくつろぐことができます。田舎に旅行に行く交通費と宿泊費を考えれば、定価8,990円は実質無料と言っても過言ではありませんね(過言)。

あまりにあらゆるノイズがキャンセルされるので、自宅で使っていると家族から話しかけられても気づけません。夫婦仲もキャンセルされる恐れがあるため、自宅ではアンビエントモード(外音取込モード)をおすすめします。

アンビエントモードで聞こえる音も非常に自然で、クオリティの高さを感じます。

cVcノイズキャンセリングもあるので、通話用に使うのもいいです。

あと個人的にすごく体験が良かったのが風切り音性能ですね。安いノイキャン対応イヤホンって、ものによってはノイキャンをオンにした状態で風を受けると風切り音が聞こえることがあるんですよね。屋外でこそ使いたいノイキャンが、屋外だと使えないんですよ。この EarFun Air Pro 3 にはそれはありません。

EarFun アプリによる圧倒的なカスタマイズ性

日本には四季があるように、EarFun にはアプリがあります。

ノイキャンモードの変更、ゲームモードのオンオフ、イコライザー、タップ操作のカスタマイズが可能です。この価格帯でイコライザーを含めたカスタマイズができるイヤホンはかなりレアかと思います。

モード変更、イコライザー、タップ操作カスタマイズなどが可能な EarFun の iOS 用アプリ

デフォルトは1タップで音量調整、2タップで再生/一時停止、3タップで曲送り、左長押しでモード変更、右長押しでSiri起動なんですけど、僕は1タップと2タップを入れ替えています。1回タップするだけで一時停止できる方が好みです。

タップ操作カスタマイズ画面

あと、ノイキャンモード変更もカスタマイズできます。「ノイズキャンセル」「外音取込モード」「ノーマルモード」の3つのモードがあるんでけど、これらを有効/無効化できます。僕はノーマルモードを使うことはまずないのでオフにしています。そうすることで、長押しでノイキャンとアンビエントモード(外音取込モード)を行き来できます。モードが3つあると最大で2回長押ししないと目的のモードに切り替えられないで、不要なモードを無効化できるのは非常に便利ですね。

モード変更操作のカスタマイズも可能

ただ、2023年1月現在の最新バージョン(Version 0.3.3)だと3つのモードのうちひとつしかオフにできません。個人的には「右を長押ししたらノイズキャンセル」、「左を長押ししたらアンビエントモード(外音取込モード)みたいな感じにしたいので、今後のファームウェアアップデートに期待です。

悪いところ

ひたすら褒めまくったので、ここからは使ってみてイマイチだったところを紹介します。

接続のクオリティが今ひとつ

まず接続が安定性やユーザー体験が今ひとつっていうのがあります。この Air Pro 3 はマルチポイント対応で、2台のデバイスに同時に接続できるんですけど、その切り替えがうまくいかないことがまれ〜にあります。同時に2台分の音を出せるわけではないので、片方のデバイスで再生を一時停止し、もう片方で再生を押せばいいんですけど、それがまれに失敗します。

あとケースから出したら自動で再接続されるんですけど、それが結構もたつく印象です。

さらに、ペアリング先の切り替えが面倒だし結構不安定です。ケースにあるボタンを長押ししてペアリングモードにしてから新しいデバイスの Bluetooth メニューからペアリングすれば切り替えられます。それ自体はまあいいんですが、うまくつながってくれないことが多いです。最悪の場合リセットが必要になります。そうするとすべてのデバイスとのペアリングが切れるし、タップ操作のカスタマイズ設定も消えてしまいます。

2台までで使っている分には問題ないけど3台以上を切り替えながら使おうとするとちょっと辛い感じですね。

まあ、このへんはそもそも Bluetooth がそういうものという話でもあります。今後のアップデートで良くなったらいいな〜と期待せずに待ちたいと思います。

着脱センサーがない

AirPods とかだとイヤホンを耳から外すと自動で一時停止され、もう一度耳に戻すと続きから再生される機能がありますよね。Air Pro 3 ではそういうのはありません。

そのくらいタップ操作でいいじゃんと思うかもしれませんが、この着脱センサーの機能って慣れるともう抜け出せないんですよね。Apple に甘やかされたユーザーならわかっていただけると思います。

まとめ

  • 迫力の音質

  • ハイレゾ対応

  • 超強力ノイキャン

  • マルチポイント

  • ワイヤレス充電

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