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「LMIS」の広告動画、ご覧になりましたか?

こんにちは!
ユニリタクラウドサービス事業本部の
加藤です。

先日、「LMIS」の広告動画の配信が
開始したという内容で記事を作成しましたが、
おかげさまでたくさんの方に
ご覧いただいております!

部長だけが知らない「LMIS」シリーズ:
89万回再生(2024年3月7日現在)

好みの動画を見ている最中に
突如表示される動画広告には、
あまり良い印象をお持ちでは無いと思いますが、
よろしければ最後まで
ご覧になっていただけると幸いです。

ちなみに私は、今まで一度も
広告動画が再生されたことがないです...

さて、前置きはこの辺にして、
今回は、「LMIS」のCM撮影に関連して、
そもそもなぜCM撮影に至ったのか、
撮影現場はどんな様子だったかなど、
制作の裏側について発信させていただく目的で、
記事を作成しました!

早速ですが、始めていきましょう~


「LMIS」広告動画の作成経緯

そもそも、なぜ「LMIS」は
BtoBの商材であるにも関わらず、
広告動画を出すに至ったかについて
お話しします!

ひと昔前は、動画広告としてはTVCMが盛んで、
BtoCの商材がほとんどでした。

ところが、最近では
BtoB商材のCMが増えてきています。

この傾向の変化には、BtoB商材でも
認知度を向上させたいという狙いがあります。
(もちろん他にもさまざまな要因があります)

というのも、BtoB商材でも
最終的に導入を判断するのは「人」で、
その企業に所属する「個人」に対して、
製品が認知されているかどうかで
製品検討の土台に上がるかどうかが
変わる場合があります。

またクラウドサービスは、
機能で決定的な差別化をすることが
難しくなっているという背景もあります。

上記の理由から、BtoBのサービスでも
TVCMやYouTubeなどのいろいろな媒体で、
動画広告を出す企業が増えているのが現状です。

「LMIS」も同様に、認知向上を目的に、
今回、動画広告に挑戦することになりました!

動画企画から撮影まで

まず最初に行うのは、動画企画ということで、
プロデューサーの方々とキックオフを行い、
企画概要や企画の方向性の認識合わせ、
スケジュールの確認などを実施しました。

次に、動画広告のシチュエーションに関する
意見出しの打ち合わせを行いました。

「LMIS」はBtoB商材であるため、
企業で利用されますが、やはり広告動画は
インパクトが大切ということもあり、
製品イメージに縛られず、
さまざま案を出すことを
目的とした打ち合わせです。

私はこの2回目の打ち合わせから
動画企画のプロジェクトに参加し、
初めてプロデューサーの方々と
お会いすることができました。

ディレクターの方について、
キックオフに参加していた社員から、
「パンチが強い」や「キャラが濃い」と
聞いていたので、どのような人なのか楽しみに、
打ち合わせに参加しました。

実際にお会いすると、
ダンディーな髭や体格の良さから
少し身構えてしまいましたが、
打ち合わせが始まると、
前評判を裏切ることはなく、
気付けば和やかな雰囲気で
打ち合わせが進んでいました。

この打ち合わせの中で出た案を
いくつかピックアップすると、

・広く人気のあるラーメンを題材に、
 ラーメン屋の設定で、1つのラーメンの上に
 「LMIS」が提供する機能を
 全部乗せで提供して課題解決していく
・藤井聡太さんの将棋界での活躍に乗じて、
 将棋の設定で、社内のさまざまな課題を
 「LMIS」陣営が倒していき、勝負に勝っていく
・多くの人が知っている一休さんの設定で、
 「LMIS」でさまざまな課題解決をしていく

など、流行やバズりやすさなど踏まえ、
さまざまな観点から案を出し合いました。

この後も数回打ち合わせを行い、
最終的には、他部署から異動してきた部長が、
オフィスで部下にいろんなことを確認するが、
誰に聞いても「LMISを確認してください」と
返ってきて困惑するという
シチュエーションに決定しました。

一周回って、インパクト重視ではなく
イメージしやすいシチュエーションで
メッセージを伝える方針に落ち着きました。

以前の打ち合わせで出た別案バージョンの
「LMIS」広告動画も見てみたいものですが、
またの機会に(?)ということで...
(※あくまで個人の意見です!)

その後は、
出演いただくキャストを決定するために、
オーディションを行いました。

広告動画での登場人物は4名ですが、
一役につき、4名の候補者がいたため、
合計して16名へのオーディションでした。

部長役から若手役という順番で、
幅広い年代の方に
オーディションを行いましたが、
人によって演技の仕方がさまざまで、
見ていて面白かったです。

オーディションは、決まっているセリフを
読んでもらう形式でしたが、
ベテランの役者さんは
「演技だけの比較」であれば、
どの方も申し分ない印象で、
役者さんから、
「こういうしゃべり方はどうですか?」と
提案される方もいて、
まさにベテランの風格を感じました。

若手の方の演技も見させていただき、
今回、部下役には
「冷たい演技」ができるということを重視して、
選ばせていただきました。

ここまでの過程を経て、
いよいよ動画撮影当日を迎えます。

撮影現場の様子

撮影現場に到着すると、
プロデューサーやディレクターの方だけでなく、
役者さん、音声や照明、カメラマンといった
技術の方など、多くの方がいらっしゃいました。

また現場には、オフィスのセットということで、
デスクやPCが備えられている他、
照明やレフ板、大型カメラや
カメラを動かすレールなど、
さまざまな機材があり、
特に機材に詳しいというわけではないですが、
初めからテンションが上がっていました…!

現場をいろいろ見て回りたい気持ちを抑えつつ、
しばらく待機室で待っていると、
他のユニリタメンバーが合流し、
やがて撮影開始時刻となり、
プロデューサーの方より、
1日の撮影の流れを資料とともに
軽く説明いただきました。

資料を見ると、
スケジュールの撮影終了が20時で、
スタジオからの完全撤収が21時と書いてあり、
一部ユニリタメンバーと
「こんなに長くなる予定なのか」という
驚きを共有しつつ...

撮影は、
キャストの方に向けてディレクターの方が、
シナリオ中で登場する各キャラに合わせて、
「できる人っぽく」や、「もっと冷たく」、
「おねえっぽく」など
さまざまディレクションで、
ネタ寄りのディレクションも交えながら、
和気あいあいとした雰囲気で撮影が進みました。

ユニリタメンバーは、
待機室に設置されたモニターで、
カメラで撮影している映像を
リアルタイムで確認し、
映像チェックを行います。

カメラの映像を遅延なく
離れたモニターに移せる技術に感動しつつ、
せっかくご用意いただいたにも関わらず、
私を含め、ユニリタメンバーの多くは、
CM撮影現場という物珍しさから、
直接、撮影やディレクションの様子を
見ることが多かったです。

直接見ることで、
カメラで撮影している映像だけではなく、
光の当たり方や小道具の調整、
背景に映るエキストラの方の動きなど、
カメラに映らない現場にいた方々の動きを
間近で見ることができました。

貴重な体験だなとしみじみ...

撮影した動画は、その場で動画編集者に渡され、
事前に作成していた
映像コンテに組み込まれていきました。

組み込み作業で尺にずれがないかを確認し、
必要であれば、
もう少し長めに、もう少し短めにという
再撮影することもありました。

撮影した現場内で、
「もうこれで完成で良いのでは?」くらいの
クオリティの仮編集動画が出来上がり、
最近の編集技術はここまですごいものなのかと
感動しました!

また余談ですが、撮影を進めていく中で、
ディレクターの方より、
ユニリタメンバーを1名参加させてみないかという
提案をいただきまして、
映像に参加させていただいております!

どこに映っているか、
分かる方いらっしゃいますかね...?
(ちなみに映っているのは、私ではないです)

明るいシーンは昼間に、
暗いシーンは夜間に撮影し、
全シーンの撮影が19時くらいに終了しました。

1つの広告動画を撮影するのに丸一日がかかり、
ここまで大変なものだと知らなかったので、
日々流れてくる広告を見る目も
少し変わりそうです...

終わりに

以上のような流れを経て、
広告動画を配信することができています。

この広告動画については、
7月から、認知度向上施策の一環として、
広告動画の企画書作成を初め、
8月くらいに、
YouTube広告を出すことを決定しました。

以降、
今回記載した流れを含む諸々の活動を経て、
翌年2月に公開となっているため、
およそ半年の期間がかかっている
超大作(?)となっております。

是非、動画をご覧になられた方の
リアクションをいただけたらと思うので、
本noteや動画のコメント欄、
その他ユニリタ社員とのやり取りの場で、
「動画見ました!」と
お気軽にお声がけいただけると
大変嬉しく思います。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました!

本マガジンでは、
引き続き、隔週金曜日の16時に
note記事を投稿していきます。

次回の記事にも乞うご期待!

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