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「生」を付けておけばいいとでも思っているのかね。

皆さん、「生」は好きですか?
この質問でセクハラしてる気持ちになってしまう僕の心はきっと高2です。

近年、生ビール、生カルビ、生ユッケ、生ハム、生キャラメル、生チョコ、生タピオカ、、、気づけば多くの食べ物に生が付けられていた。






なんだよ生って!


贅沢な感じ、高級感でも出したいのか!!


それでも物足りず生食パンが更に進化して高級生食パンなんてのも出てますやん!!!

生搾り牛乳に至ってはえっちですやん!!!!


生のおちちなんてスケベですやん!!!!!!



後半僕の心に潜む高2が出てきてしまいました。大変失礼しました。


生サーモンなんてのも最近よく寿司屋で見るが、そもそも魚は全部生じゃないのか。調べてみた。

生サーモン:一度も加熱も冷凍も味付けもしていないサーモンのこと

つまり、冷凍すると生という肩書きを失う。
そうなると高級寿司屋なんて、市場に行き、とれたての魚を仕入れて捌いてるイメージがあるが、そのお寿司たちは「生」を名乗る権利を得ていることになる。

生サーモン、生まぐろ、生いか、生いわし、生いくら、生うに、生あわび、、、、、、





生のあわびってなんかめちゃくちゃスケb(以下省略)


生サーモンについて更に調べてみると、案外生は凄いということを知る。

魚は基本的に寄生虫であるアニサキスを死滅するために冷凍した方がいいらしい。では、なぜ生サーモンは食べても平気なのか。
それは、アニサキスのいないエサを与えて育てている養殖だから。
いくら新鮮な状態で冷凍したとしても、冷凍したものを解凍すると細胞が破壊するため、味が落ちる。美味しい生の状態を食べられるようと工夫し育てられたらしい。

昔は「養殖より天然の方が良い」みたいなイメージだったけど、養殖の方が美味しい時代になってるのではないだろうか。
すげー。養殖すげー。生すげー。

生否定派でしたが、生を名乗ることのハードルの高さを知り、気づけば生の虜。僕も生という肩書きがほしい。
「生の男、生男(なまおとこ)の音葉木浩平です。」と名乗ってみたい。生男?どこかで見たような。

甥(おい)
父の姉妹の子、母の兄弟の子、妻の兄弟、姉妹の夫の総称。
会意兼形声文字です(生+男)。
「草・木が地上に生じてきた」象形(「生まれる」の意味)と「耕作地の象形と力強い腕の象形」(耕作地を力強い腕で耕しているさまを表し、そこから、「男」の意味)から「姉妹の生んだ男の子、おい」を意味する「甥」という漢字が成り立ちました。
出典:OK辞典

甥。こういう成り立ちがあったのか。
生が付くだけのことはある。力強い腕を持ち、地上に生まれる。
君、なかなかかっこいいじゃないか。
只、文章を読むだけではイメージがしづらいので、画像検索。



えげつない変化を遂げてた。

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