すでに2022年になってしまったが、2021年に読んで良かった本たちをつらつらと紹介してまいりたい。 それはそうと2021年は個人的に色々変化のあった年で、仕事を変えたりしたが、一番は家族が増えた。それに伴う「人生はじめてのイベント」が多く、これらを通ってきたすべてのパパやママ、関係者一同にリスペクトした。 マジでみんなすごい。 ということもあって、これまで自分に使えていた時間がなくなり、まとまった時間はぶつ切りになった結果、例年より比較的本を読めていない。(元来、数を読
いやはや、すごい本だった。 2016年の週刊文春である。 もともとノンフィクションが好きでよく読んでいるのだが、これは間違いなく近年稀に見る素晴らしい本だと思う。今年の一位といっても過言ではない。 僕はビジネス書というのは、今目の前にある課題に対して即効性を求めて読むものだと思っており、読むタイミングを選ぶ。今じゃないと自分が思えば今じゃないことが多い。 他方で、このようなノンフィクションはいつでも読めて、遅効性で効いてくる。読書の真髄はこの「遅効性の効き」であると個
今年に入って、かれこれ100冊くらい本を読んでいたので、その中でも良かった本を紹介していく(小説以外) 1,現代経済学の直感的方法これは読むべき 2,父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えタイトルで損している系の名著。 3,コンテナ物語コンテナやばい 4,ネット興亡記 敗れざる者たちほぼ漫画みたいに読める 5,確率思考の戦略論今更ながら 6,吉本興業の約束大崎さんはやっぱすごい 7,ジョブ理論ジョブを解決していきたい 8,正しいものを正しくつくる正し
先日僕は、熊本県天草に旅に出た。 頭が悪いのにも関わらず、いっちょ前に「人はなぜ宗教を信じるのか？」という疑問を持ち続けていたからだ。 熊本空港からクルマで3時間ほどの場所に、小さな漁村がある。 そこは﨑津集落といい、数年前に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録された場所のひとつだ。 もともとは天草は律令時代から江戸時代にかけての土地のそのものの価値である「どれくらい米が取れるか？」という点に関してはとても貧しい地域であったようで、当時は
先日二十代なりたての若者と飲み行った時のことだ。 彼がNirvanaの、インユーテロのTシャツを着てきた。 僕は「おっ、ネバーマインドじゃないところが良いじゃない、つかNirvana好きなんだ」 と聞いたのだが 「いや、聞いたことないです」 と言う。 「いや、じゃあなんでそのTシャツ着てるの？」と聞くと 「僕の好きなKohhが好きと言ってたし、同じようなTシャツを着ていたからです」 というのだ。 おいおい待ってくれ。百歩譲って、kohhが好きだからNirvanaも好き
「文章を書かないと下手になる」 とは、よく言われたものだが、僕は実際とても勘ぐっていた。 だって、母国語だし今より下手になるわけないだろうと。 ただ、ここ最近めっきり仕事用の文章しか書いていないからか、自分の感情や考えていることを文章にすること、つまり言語化をすることが下手になっている気がしている。 どんなことでも言葉にしないとダメとは、バイブルの一つでもある「イシューからはじめよ」に書かれていたが、まさにその作業が下手になっているのだからたまったものではない。 とい
