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いま「居酒屋」っていらないものなのかどうかをsio株式会社が考えた話

ご存じのように緊急事態宣言は禁酒宣言ともいわれ、飲食店のなかでも居酒屋はめちゃくちゃ大きく売上に影響が出てしまっている期間です。


僕が所属しているザ・ニューワールドは、sioグループで初の関西進出、
ミシュランのシェフがつくった、本気でふざけた居酒屋として、
心斎橋パルコに3月中旬にできました。


僕はこのニューワールドができた時に入社したんですけど、その面接で
「いまこんな案件やあんな案件などが動きまくっている。このコロナ禍でやる居酒屋でも絶対負けない」
と話されたんです。
自信満々というか、至極当然のように。


これ、鳥羽シェフが話したわけではなく、当時の面接担当者の方が話されたんですね。

その時めちゃくちゃ感動したんです。『じゃあ大丈夫だ』って。

なぜかって、シェフの思想というか気合?が他の社員さんにまで伝播してるから、
これものすごいエネルギーになってるんちゃうかな、って感じることが出来たからです。当然のように。


しかし現実は残酷で、どんどん制限されていく世の中、苦しくなる店舗運営。
売上が下がることに比例して食材費や人件費も下げないとやっていけないもんですから、
どんどん心と体もすり減っちゃって。

同じ想いで集まったニューワールドの仲間たちも徐々に減ってしまいました。



ついに為す術もなく、休業という選択をしないといけなくなってしまいました。



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居酒屋だからできた新しい価値


「なんとかしたい」

「居酒屋ってもっと楽しい場所だよね」

「居酒屋の本質ってなんだろう」

そんな議論を、残った仲間たちや、
鳥羽シェフをはじめsioメンバーと議論を重ねて、重ねて、、



せっかくだから、なにか思い切ったことをしようよ!!



なにかがふっきれた瞬間でした。

細かい戦略とかそんなん抜きにして、

僕らだからこそ出来る、しかもいまだからこそ出来るお客さんが喜ぶことをしようぜってはじまったのが


sio×ザ・ニューワールドのコラボイベントでした。

こんな時期にイベントっていう考えではなくて、
密を避けるために少人数で。かつお料理を楽しむことに比重を置いたコース料理という選択。


sioの料理が大阪で出せるっていうのと、
鳥羽シェフと仕事が出来るっていうところに
ニューワールドメンバーはスゴク沸きましたし、

実際予約がはじまって3時間で全日満席になることから、お客さまにも嬉しいことだったんじゃないかなと思います。(思いたい)



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#ちょいディナー


そこからはいつものように早くて、

お客さん喜んでる
➡ていうかもっと体感したい人いるんじゃね
➡みんなハッピーにしたいよね


イベント最終日、鳥羽シェフが大阪から帰る時にはもう
ちょいディナーの大枠は決まっていました。
改めて内容のご紹介させてください。


#ちょいディナー



●ニューワールドのいつものお出汁

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ニューワールドは普段の営業中このお出汁飲み放題。毎日ひいてます。


●ニューワールドの豆皿前菜三種

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豆皿だけど、一品一品sioのイズムを詰めた前菜が三種類。

いつも突き出しでだしてる「シューマイ」、
これから名物メニューに育てる「手羽先チューリップ」、
鳥羽シェフ一押しの「砂肝ポン酢」


●sioのスフレオムレツ

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今回の目玉メニューのひとつ。これはもう是非お店で味わってください!!


●ハムカツを超えた雲仙のハムカツ

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噂の雲仙ハム。分厚いのに嫌な脂感がなく、むしろあっさりけどしっかり旨味みたいな、まさにハムカツを超えたハムカツ。


●sioのラーメン/YouTubeでやってたまぜそば/山利のしらすご飯

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個人的にオススメな〆のラーメン。
鶏と蛤の塩そばで、麺をすすればオリーブオイルがクッと鼻を抜けて、いつものヤバい山椒がキリッと効いて。

コースの〆にふさわしい一杯。

山利のふんわりとしたしらすご飯にもベストマッチ、是非ダブル〆でお楽しみください。

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YouTubeでやってたまぜそば。
鳥羽シェフがイベント中大阪にいるときに調整してくれました。
詳しくは↓↓↓


●sioアイス

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外食した帰りにコンビニでアイス買っちゃう方。
安心してください。
ちゃんとそこまで計算して作られたアイスです。
めちゃくちゃ満足できます。ここもちゃんとsioです。



いかがでしょうか。


お客さまはもちろん、働く従業員まで幸せにする。
まさに “幸せの分母を増やす” ということ。
この飲食店にとって暗い時代に、
これがsioが辿り着いた、いまsioの居酒屋ができる最大限のエンタメ、提供価値です。



細かい味の説明もさせてもらいところですが、
是非その答え合わせはニューワールドで。


(あとちょっとだけ空いてるみたいです)

実際にぼくも携われてとてもやりがいを感じますし、
お客さまの満足そうなお顔やお言葉をいただくと、なんとも言えない幸福感に満たされます。



あの時、面接で感じた『じゃあ大丈夫だ』は
これだけ世の中が変わったいまも『じゃあ大丈夫だ』のままです。



どんどん新しいことが増える世の中ですが、
緊急事態宣言も延長、延長となかなか収束しませんが、

これが新しい居酒屋のスタイルの一つとして受け入れてもらえるとまた
幸せの分母が増えるだろうなぁと思っております。



※ニューワールドでは一緒に道を切り開いてくれる新しい仲間を募集しています。進むべき道筋は示してくれるので(たまに自分で示さないとですけど)熱い想いで一緒に進んでくださる方、連絡お待ちしております。

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