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【経済】日本がアメリカより超お金持ちってマジ?1/3

こんにちはアート王子です。
今日はゴリゴリの経済の話です。
ものすごくシンプルに言うと日本はアメリカよりお金持ちだよって話です。

都市伝説ぽくもあるので、話半分で聞いてほしいのですが、ちょっとリアリティもあるし、そういう考えでいると、もしかしたら楽に生きれるかも!と思って聞いてもらえれば幸いです。

参考にしたのはこちらの動画

歴史が得意なYouTuber「TOLAND VLOG」と大西つねきさんのコラボ動画3本です。
面白くて3本とも連続で見てしまったのですが、めちゃくちゃ長いのでかいつまんで説明します。

長くなりそうなのでまず1本目の動画からピックアップします!↓

さて、日本はアメリカよりお金持ちと聞いてどう感じましたか?
「基軸通貨はドルじゃん」
「GDP(国内総生産)1位の国に勝てるわけない」
「日本の(政府の)借金えぐいって聞くけど」
↑これは僕の感想です
が、皆さんも近しい感覚を思っているのではないでしょうか?

結論、日本は対外純資産が世界で一番高いんです。(日本は418兆円で世界一。アメリカは一番低い)

対外純資産…海外に貸している金額から借りている金額を差し引いた純資産

550兆の内部留保

「じゃあなんで日本で30年も給料がかわらないんだ!」という事になりますが
結論、給料に還元されずに会社に溜め込むお金がめちゃくちゃ大きいからです。(550兆円)
この流れの元は
1985年のプラザ合意でドルの価値を下げて
日本や西ドイツ(当時)の貿易黒字を少なくして、アメリカの輸出額を上げようとしたからです。
例えば、"日本車"が円高になって海外で売れにくくなってしまったので、コストカットせざるを得なくなって、人件費をカットし続けたのが原因です。

日本の借金は問題ない?

「日本には莫大な借金があるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが

日本の借金は「政府」の借金であって「国」の借金ではありません。
国は「政府」と「民間」で構成されていますが借金を負っているのは「政府」です。
しかもこれは「日本の民間」から借金を負っているのです。(家族内で貸し借りしているカンジ)
この「日本の政府」の借金と、「日本の民間」の貸し借りのバランスを国全体の視点で見ると「世界一貯金を持っている国」になります。(33年連続世界一)

アメリカは?

アメリカは対外純資産が−2137兆円です。(世界ぶっちぎり最下位)
なぜこれが可能なのかというと、基軸通貨がドルだからです。
つまり、ドルを無限に刷れるからです。

1945年に金本位制(いつでもお金と金を交換出来る)のドル建てになりました。(ブレトン・ウッズ体制)
が…
1971年に金本位制を辞めました。(ニクソンショック)
ベトナム戦争のためにドルを刷りたかったが、アメリカが持っている金が足りなくなるからです。

世界中にドルが増えれば、ドルでアメリカの企業とかを買われるとアメリカは困ります。
しかし、アメリカのドル(キャッシュ)が欲しいアメリカは米国債を外国に売りつけます(外国はその利子で儲かるから)。
そのためキャッシュ(現金)としてのドルはアメリカ国内に流れてくるので、それでアメリカ国民に高い給料を払える事が出来ます。
だから借金大国でも優雅な暮らしができるのです。
それを回しているのがアメリカです。

ルールを上手く破壊すべし

ここからは僕の考えになりますが、良いようにルールを決められてしまうとその中で頑張るのは得意なのですが(厳しい排ガス性能を日本だけ突破したとか)、ルールを作れる人にならないといつまでも(後世も)しんどいなと思ってしまいました。

自分が何が好きなのか、嫌いなのかを理解して、その気持ちに正直にならないと、誰かに利用され続ける人生になってしまうと思います。

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