【映画】「インサイドヘッド」を見ました（いまさら！？）
こんにちはアート王子です！
今日はDisneyピクサー映画「インサイドヘッド」についてです。
2015年に公開された「インサイドヘッド」（そんな前なんかい！）を初めて見ました。
それにはこんな理由がありまして↓
インサイドヘッド2がバカ売れしているらしい
ピクサーの新作映画「インサイド・ヘッド2」が、公開から3週間弱で興行収入10億ドル（約1600億円）を突破しました。2015年に公開された第1作の興行収入8.5億ドルを越え、アニメ映画としては史上最速で大台を突破しました。日本では8月から公開予定です。
こんなことになっているのか！これは見なければ！とミーハー心がくすぐられ、早速Disney＋で見てみました！結論、面白かった！
1作目の興行収入をもう抜いたってどういう事？と思いましたが、僕みたいなDisney＋やDVDでコロナ禍中に見た人が多いのでしょうか？
「インサイドヘッド2」はインサイドヘッド（1）の後の時系列の話で、主人公ライリーの思春期に当たるそうです（「1」で思春期ボタンみたいなのが出現して「なんだこれ？」みたいな伏線のシーンあったわ！）
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカの5つの感情以外に思春期特有の感情「ハズカシイ、イイナー、ダリィ、シンパイ」の4つの感情（新キャラ）が登場します！
これは面白そう！誰もがある程度、思春期を通ってきているので、感情移入しやすそうですね。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカの5つの感情は主人公ライリー以外の人間の頭の中にもいた（見た目がその人間に似ていて、それぞれ人によってちょっと違う）ので、この思春期特有の新キャラ達は、ライリーが思春期を抜け出すと居なくなるのかな？とか、とはいえ「ハズカシイ、イイナー、ダリィ、シンパイ」って感情って、思春期抜けても多少なりともあるから、別の部屋にいたりするのかなとか想像が膨らみます！
どういう話？
さて、先に「2」の話をしてしまいましたが、「1」のあらすじは
ライリーという女の子の頭の中の感情がキャラクター化されてヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが司令室みたいなところで操作します↓
左からイカリ（赤）
ムカムカ（緑）
ヨロコビ（黄色）
ビビり（紫）
カナシミ（青）
そこで生まれた感情が玉のようになって、横の棚に並べられていきます。
1日の終わりに玉が回収されて長期記憶保管庫みたいなところに送られます。
ごく稀に玉が光る事があり、それはライリーの性格の「島」に発展するので（家族、友達、趣味のホッケーなど）
大事にとっておかれます。基本的にはヨロコビが生み出した黄色い玉が光ります。
ある時、ライリーが引越しを機に感情達が揺さぶられてしまいます（父親の事業失敗？)でランクが落ちた家に引っ越したり、嫌いなブロッコリー（ブロッコリーって言ってたけど、どう見てもピーマンだろ）ピザしか売って無かったりで、（脳内の話に戻りますが）性格の島になっていた昔の"いい思い出"の光る玉にカナシミが触れてしまい、"嫌な思い出“に塗り替えられてしまいます。
なんとか阻止していい思い出に戻そうとするヨロコビですが、カナシミも暴走しているので、もみくちゃになって、指令室から長期記憶の棚に飛ばされてしまう事故が起きます。
ライリーは「ヨロコビとカナシミ」を失った状態で新生活を迎えます…
感情のキャラクター化が面白かった
※ネタバレありです
結論、面白かったです！
最初はディズニー映画にありがちで、子供向けの、説明しつつの無味なシーンが流れて、ちょっと退屈だったんですが（大人向けの映画だったら、いきなり残酷なシーンや、何があったんだ？とか、ラストシーンを最初に持ってくるとかあるじゃないですか）
引越しをして、カナシミ筆頭に負の感情が暴走して、ヨロコビとカナシミが長期記憶保管庫に飛ばされてしまい、性格の島がどんどん崩壊していく展開からはめちゃくちゃ面白かった！
なんとか司令室に戻ろうとするヨロコビとカナシミ（ヨロコビが居ないと性格の島がどんどん崩壊していくし、実生活も上手くいかない）が道中に出会うキャラクターやフィールドが面白かった。
イマジナリーフレンドがいたり、抽象の部屋でどんどんキャラクターが記号化していったり、表現が上手いなと思ってしまった。
負の側面もちゃんと表現していて、記憶にも限界があるので、忘れかけている（玉が黒ずんでいる）ものから谷の底に捨てられていきます。
谷の底ではどんどん玉が消えていくので、底に居すぎると、記憶から消えてしまうというハラハラ感があります。脱出を手伝ってくれたイマジナリーフレンドが消えてしまったのは、悲しくも、ライリーが大人になったことでもあるのかなと思ったり…
「2」で気になること
「2」はライリーの思春期らしいので、おそらく恋のシーンがあると思います。
「1」でも、イマジナリー彼氏が生産されていたし、ホッケーの試合でライリーとぶつかった男の子の脳内では「女の子だー！」って5人（ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ）が大混乱していたので、「2」では恋によって新キャラ含め感情のキャラクターが大混乱するんじゃないかなーと予想しています。
あとはトイストーリーの「成長したアンディ」と「ウッディ達」の別れのように、成長に伴う犠牲の描き方もピクサーには期待してしまいますねー
そのほかにもゲームのキャラクターやライリーが子供の頃に見ていたアニメのキャラクターなどが出てくるので、どう絡んでくるのか楽しみです！
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