見出し画像

万歳!!昆虫食!

こんにちは!
この状況下で皆様いかがお過ごしですか。
関西に就職した私ですが大学は東京でして、zoomのおかげでよく飲み会をしています(笑)

本日はこういう時期だからこそおすすめしたい漫画があります。

ちょっとお高い漫画ですがためになりますよ。
今回はレビューのようなものになりますが、あしからず。



本多勝一って

それではモチーフとなっている本多勝一とはどういう人物なのか。

画像1

本多勝一(ホンダ カツイチ)
1932年1月28日 長野県下伊那郡大島村(現在の松川町
元朝日新聞の記者としてジャーナリストを職業としていた。

【受賞歴】
1964年、菊池寛賞。
1964年、「カナダ・エスキモー」で朝日新聞社賞。
1968年、「戦場の村」で第11回JCJ賞および第22回毎日出版文化賞。
1969年、ボーン・上田記念国際記者賞。
1987年、「ルポルタージュを通じてアジアの今日的問題を掘り下げた功績」により、第3回大同生命地域研究賞特別賞。
(wikipediaより参照)

ここから本多勝一を一言で表すとすれば、戦後の日本社会における最も有名なジャーナリストの一人だといえるでしょう。やはりジャーナリズムという職柄賛否両論はいろいろありますが、ぜひ興味ある人は一度調べてみてください。


虫!虫!虫!(だけではない。)

ここには本多勝一が小学生から高校生までの青春時代にどんなものを食べてきたのかということが描かれている。
みなさんは昆虫や野草のようなものを食べたことはありますか。野草に関しては七草がゆやてんぷら等で食べたことがあるかと思いますが、昆虫食というものに関しては習慣にないからか、怖い気持ち悪いという気持ちからまずいと思っていませんか。

話がそれますが、私は大学2年生の8月から12月までタイのKasetsart大学に通っていました。その時よく観光街に行きましたが、そこでは昆虫の揚げ物が売られていました。(観光客向け)
興味本位で食べましたが、臭くないしまずくない。それといって味があるわけではありませんが。。。
ここで言いたいことはイメージにとらわれて躊躇せず一度は食べてもらいたいということです。

本題に戻りますが、ここでこの漫画に掲載されていたもので今後食べてみたいものを挙げようと思う。

・ゴトウムシ

作中でも何度も出てくるカミキリムシの幼虫である。焼いて食べるのがおいしいらしい。
ちなみに我々の知っているかりんとうも見た目が似ているためゴトウムシと現地では言われていたらしい。

・ハチノコ

これも作中では何度も出てくる。ハチの巣を親友であったり、先輩等と一緒に取りに行くシーンがみられる。そして亡くなってしまう妹がいるのだが、本多少年が取ってきたハチノコを「おいちい」というシーンには読み返すとなんだかさみし気な気持ちになる。

・蚕の蛾

蚕の蛹(ヒビ)は本多少年の好物の一つである。しかし、成虫となった蚕はもともと食べる習慣がなかったため、本多少年は少し躊躇してしまう。そして食べることになるのだが、食べた後「なぜ養蚕家としてうまれてこなかったのだろう。」と恨むくらいおいしかったそうだ。



今例を挙げたように現在食べる習慣のないものが多く掲載されていた。
だが我々が感じるゲテモノばかりではない。果物や飲み物、お菓子などやっぱり同じようなものは食べている。
注意してほしいことは、今回は私の興味持った食べ物が昆虫だったということだけで、この漫画が昆虫ばかり食べる漫画ではないというところだけ留意してほしい。


最後に今回写真が少ないことに関しては申し訳ない。さすがに写真を掲載することは躊躇してしまった。
「もし食料がたりなくなったら」という議題をよく目にし、そのたびに昆虫食が挙がることはよくめにすることだろう。しかしどういう環境下でこのようなものを食してきたのか、どうやって食すのか、そういうことに関していろいろ考えさせられる漫画となっています。

是非リアルな昔の暮らしが描かれているので読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?