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寅さんサミットへ行きました。


寅さんとは

車寅次郎(寅さん)は渡世人で露天商のテキ屋で日本の各地を旅する人。
コメディ映画「男はつらいよ」の主人公。

山田洋次監督の言葉

寅さんは損ばかりして生きている
江戸っ子とはそういうものだと
別に後悔もしていない
人一倍他人には親切で家族思いで
金儲けなぞは爪の垢ほども考えたことがない
そんなに無欲で気持ちいい男なのに
なぜかみんなに馬鹿にされる
もう二度と故郷になんか帰るものかと
哀しみをこらえて柴又の駅を旅立つことを
いったい何十辺くり返したことだろう
でも故郷が恋しい
変わることのない愛情で自分を守ってくれる
妹のさくらが可哀想でならない
ーごめんよさくら いつかはきっと偉い兄貴になるからなー
車寅次郎は心に念じつつ故郷柴又の町を振り返るのである

寅さんサミットへ

寅さんが旅した風景を後世へ残すコンセプトで各地の名産などが販売されたりしています。
年に1度のイベント寅さんサミットへ行きました。
毎回、男はつらいよの上映会も行われ整理券をもらいに会場へ行ったところ、整理券が午前中になくなってしまったとのことでした。
通りすがりの親切な方が譲ってくださりました。

今回の上映会の作品は「昭和52年 19作目 男はつらいよ 寅次郎と殿様」でした。

マドンナの真野響子さんのトークショウがありお話を聞くことができました。真野響子さん演じる鞠子は夫に先立たれ、夫のお墓参りに訪れた伊予大洲(愛媛県)の宿で寅さんに出会う。当時の女一人旅は身投げをする人が多かったとのこと、寅さんと宿の女将は心配そうにみていました。
寅さんは大洲の殿様の子孫 藤堂久崇という老人と出会う。という話になっている。
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創業250年 川魚料理屋 川千屋さんで鰻を食べました。歴史ある古い日本旅館のようでロビーは絨毯がひかれており昔の写真が飾られていました。
窓には渥美清さんの絵もありました。

帝釈天

劇中にも登場するお寺の帝釈天
お寺の横に渥美清さんと倍賞千恵子さんの名前がありました。


ちんどん屋さん

宣伝をするちんどん屋さん、男はつらいよのテーマ曲を流しながら柴又を歩いていました。

私と男はつらいよ

男はつらいよをみるきっかけは日曜洋画劇場で放送された山田洋次監督の東京家族をみて、面白いと思い、山田洋次監督の作品を観るようになりました。最終的に男はつらいよにたどり着きました。netflixで50作品が観れるようになっていてハマりました。

男はつらいよの魅力

人情劇、にぎやかな家族の様子や昔の空気感などを味わことができどこか懐かしさを感じる、
BGMがとてもよい。
(しみじみする、なんか落ち着く)
私は最近ハマりましたが20代のころは何が面白いのか正直わかりませんでした。
トークショウで真野響子さんが仰っていましたが、男はつらいよは年を重ねるほど良さがわかるとのことでした。妙に納得をしてしまいました。

お時間がありましたら、
netflixで観てみてはいかがでしょう。

観終わったあとは是非柴又へ!
映画の世界が広がっています。

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