見出し画像

勇気づけとわたし

そもそも「勇気づけ」ってなによ?

勇気づけとは「困難を克服する活力を与えること」と岩井俊憲先生が定義されています。
ちょっと硬い表現ですが、課題に取り組むするエネルギーを与えること、
エンカレッジメンド、と表現される先生もいらっしゃいます。

生きていると大人も子どもも、いろんな問題にぶつかります。
小さいことなら、だれかと喧嘩したとか。
仕事の問題、お金の問題、親子問題、夫婦問題。
人生課題だらけ。
課題がない人なんでいないんじゃないでしょうか。

その課題に対して、「取り組もうとする気持ちを持てるようにすること」が勇気づけ。

自分を信じて、周りを信じるからこそ、一人では難しい課題にも、誰かと一緒に協力して取り組むことができる。

これって、社会で生きていくためには不可欠なこと。
大人にも子どもにも、なんならペットにも必要なこと。

「勇気づけ」との出会い

勇気づけとの出会いは有名なこちらの本、
「嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え」岸見 一郎 ・ 古賀 史健 
これを読むようにすすめてもらったのがきっかけ。

読むよう勧めてもらったのは、第2子出産後、育休中でした。

ママの笑顔が一番!!が重荷だった


不妊治療してまでほしかった子どもなのに、母乳育児にこだわった結果、うつっぽくなって、子育てはしんどくて、仕事している方が楽。というのが正直な感想でした💦
職場ならいい人でいられるのにな~、残業する日で、夜の育児を夫に丸投げ出来る日はウキウキしていました(おい)

育児講座・・・と思いましたが、
ママの笑顔が一番!
ママも笑顔に!
みたいな講座はイヤだったんです。

なんで私が全部背負わなくちゃいけないのか?
なんで私だけが笑顔しか許されないのか。

とにかくキラキラしたママに対しての嫌悪感がすごかった😂
なんで私はできないのか。
なんでなんでなんで・・・・

子どもが言う事聞かないから私がイライラするんだ
会社のあの人がちゃんと仕事しないから私が忙しいんだ
相手が変わればいいのに!

と、相手に対して求めてばかり。

同時に、
母ならこうしなくちゃ
母親ならこうするもの
という思い込みもたくさんありました。

変化のきっかけになった勇気づけ勉強会

そんなとき、近所で「勇気づけ勉強会」が開催されていることを知り、参加するようになりました。

母親ではなく
会社員ではなく
「私」として話す場所。

そこで自分と向き合うようになって、もっと自分の気持ちも大事にしていいんだと気づきました。
そして、同時に相手の気持ちを大事にすること・出来ることも気づきました✨

そこから、茶道を再開したり、ライフオーガナイズの勉強をしたりして、自分のやりたいことも楽しめるようになりました。

親子関係(自分の子との関係だけでなく、自分の親との関係も)ぐーっと楽になりました。
夫婦関係もぐーっとよくなりました。大学生から付き合っていた夫ですが、信頼しあえるようになったのはこのあたりからなのでは・・・。
職場でも、人付き合いも仕事も楽になりました。物理的にかわったわけではないのですが、自分の捉え方次第で見える世界が変わるのを体感しました。

自分をととのえるきっかけになった勇気づけをもっと多くの人に知ってもらえたらうれしいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?