授業参観のため小学校へ行く

この前の週末、授業参観のために息子が通う小学校に行ってきた。
入学式と運動会以外の行事では初めて訪れる機会となった。

私自身が小学校を卒業してからもう40年以上経っているし、育った地方も異なるから、自分が経験したことと全く異なる様子を見ることは予想できていたが、実際に見て「おぉ~」と思ったことを、自分のためのメモもかねて挙げておく。

(1)黒板よりタブレットを多用した授業
板書は、授業冒頭の、学習の狙いを書く程度。あとは、タブレットを用いて、教室前方のモニターで共有する。
児童が何か答える時も、先生のタブレットの画面をタッチしたり追記したりして答えていくスタイルだった。
なお、当地(山口県周南市)の小学生は、2年生になったらタブレット(iPad)が貸与され、自己学習も、一部ではあるがインストールされたアプリで行っていく。鉛筆で書く宿題も存在するが。

(2)さん付け
先生が全ての児童を「さん付け」で読んでいた。
男子を「〇〇くん」と呼んでいた私の子供時代とは大きく異なる。苗字呼び捨ての人もいたしなぁ。
この「さん付け」、ジェンダーに対する意識が変わった故なのか?とも想像した。
帰宅してから妻に聞いた話では、呼び方は先生によって異なるようだから、あまり気に留めることではなさそうだ。

(3)意見を述べた後の「どうですか?」
教師からの問いに児童が答える際、「〜です。どうですか?」と、他の児童に確認を求めているのが印象的だった。たまたま「違います」の返答は見られなかったが、こうしたことを通じて、意見の違いを認識させるのだろうか。

授業参観、ということで、普段の授業はまた少し違うところがあるだろうが、「なるほど、学校ではこんな感じなのね」と、一端だけでもわかることができた、という点で、今回行ってよかった、と思っている。

(おまけ)
校内の至るところに「移動は無言」の掲示がにあった。
ここ数年の感染症拡大防止のためなのか、躾として私語を慎めということなのか。。。

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