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自分の老害化阻止計画

最近自分の思考が老害化してるんじゃないかと思う瞬間が時々あってその都度脳内消しゴムで消し消ししてます。

老害化現象を感じるのは主に職場。

10年程パートとして勤めてきてる職場は社員さんの入れ替わりが激しく、また私より年下のスタッフがほとんど。だからと言って年上風効かせて偉そうにしてる訳ではないし、むしろ誰に対しても(新入社員であっても学生バイトであっても)敬語で話してます。仲良くなるとフランクになる事も時々あるけど基本業務中は敬語。そして社員さん達も1パートに対してとても敬意を示してくれるし色々気遣ってくださるとてもいい環境でした。

そんなこんなで少しずつできる事を増やして自分なりに色々任されるポジションになりかけた時にパート史上最悪な店長にあたり私の待遇が一変し軽率に扱われるようになってしまいました。具体的な例は省くとして自分の都合のいい人達で囲いを作ってそれ以外はいてもいなくてもいい扱いにするようななんかそんな感じ。

その店長が雇ったフリーターの女の子にお店周りの重要な役目をほぼ任せるように教育し私ともう1人のパートの同僚は掃除と雑用などの思いつきの指示を受ける事が多くなり今までやってきた仕事を片付けようとするとそれはやらなくていいと断られ少しずつでもスキルアップしたかった身としてはなんとも辛い日々が数年続きました。

週3日程度で働く身分とフルで勤務できるバイトでは任される仕事に差はあるのは仕方ないなと言い聞かせながら自分にできる事を見つけては細々とやってました。

それから数年後店長も変わりやっと屈辱的な環境から解放されてしばらくのびのびと仕事をしてたのですが、この数年で出来上がったポジションはそう簡単には変わることはなく扱いは酷くはなくなったもののなんだかなぁと言う釈然としない日々を送っておりその辺りから老害化された思考が見え隠れしだしました。

「私は10年もいるのに」と言う執着心

こう思いたくなる自分も理解できるし、言ってもしょうがないどころか口や態度に出してしまうと自分の立場も職場の雰囲気も悪くしてしまうことも理解できています。

あと、厄介なのが絶賛更年期中というややこしいお年頃。普段なんとも思わないような事でもネチネチと脳内に残り続けてしまうホルモンバランスのイタズラというかなんというか。

周りを変えることなんて無理だしゴネた所でそれこそ老害に拍車かかるし、結局のところ自分を変えるしかないと言う事になりますよね。自分を変えると言っても我慢することは違います。嫌な事は嫌だとちゃんと伝えるのは大事。幸い今はそう言う意見はちゃんと聞いてもらえるのでそこはありがたいです。

自分の老害化阻止計画は、まず「10年もいるのに」という執着からの解放。

この事について色々考えてたんですが10年って言うけど実際今いる人達と10年間ずっと働いてきた訳ではないんですよね。年数に執着したところで「さすが10年続いてきてるだけありますね」って言われるような事が出来ますかと自分の胸に手を当てて考えた時、胸を張って言える事ってないかもしれないなと。執着の芽がニョキニョキし始めたらこの思考で摘み取っていくようにしようと思います。そしてその隙に職場の為とかではなく、今のポジションで自分が働きやすくする事に創意工夫して全力で取り組む事に集中したら頑張れるんじゃないかと考えてみました。定時上がりをする為にいかに効率よく立ち回れるかを目標にシミュレーションゲームの様に考えればちょっと楽しめるんじゃないかなと。

夢中になれたら考えなくてもいいような事は気にならなくなるし老害化も防げるんじゃないかと。そう企んでおります。