喜んでもらうことの喜びを実感した高校時代の「オリジナル新聞」
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今回は "喜んでもらうことの喜びを実感した高校時代の「オリジナル新聞」" というテーマでお話させていただきます。
わたしは高校時代に自分のオリジナル新聞をつくって、友だちとか周りの人に配っていたんですけど、それを今でも手元にファイリングしておいてあって、それをついさっきパラパラっと見ていたんですけど、
それを見ながら「これも原点のひとつだな」っていうふうに感じたので、そのあたりをお伝えできたらなと思います。
最後までお付き合いいただけますとうれしいです。
わたしがオリジナル新聞をつくってみんなに配りはじめたのは高校生2年生のころで、そのときの新聞のタイトルは『なつなつこなつ新聞』っていうふうにつけていて、
わたしはずっと背が低いっていうのもあって、それで『こなつ』って呼んでくれる人も周りにいたっていうのもあって、そんなふうなタイトルになっていたんですけど、
なにきっかけでわたしがそれを書いたのかまでは、はっきり覚えていないんですけど、A4のコピー用紙に黒の太いペンと細いペンを使い分けて書いて、白黒で自分の家のコピー機でコピーをして、最初はすごく近い友だちに配っていました。
どんな内容を新聞に書いていたかというと、1番最初のものには自己紹介を書いていたんですけど、自己紹介だけでなくいくつかコーナーがあった方が、見てくれる友だちに楽しんでもらえるかなと思って、そのときの自分なりに考えてつくったコーナーのひとつに、『あのねあのね』のコーナーというのがあって、そのなかに書いてあったのが、
1つ目、電車でわたしの前に座った人のスーツにごはんつぶがついていました。
2つ目、商店街の街灯が一斉につく瞬間を見ました。
3つ目、春に姿を現すたくさんの虫たちはどこからきているのか気になりました。
って書いてあって、このピックアップをする内容も「めっちゃわたしだな〜」って自分で見ながら感じていました。
こういう日常で感じたことを、自分のなかに覚えておいてたのか、メモを取っていたのかわからないですけど、それを感じとってこういうふうにみんなにシェアしたいと思っていたっていうのが、やっぱり自分だなって思いました。
その他のコーナーでいうと、『お気に入りのスマホアプリ』を紹介するエリアもあって、そのときはiPhoneじゃなくてGalaxyを使っていたんですけど、写真加工のアプリだったり、そのときにちょっとハマっていたゲームアプリだったり、今こんなものをよく使ってておすすめですよっていうのを書いていました。
そうやって、自分が使っていて「いいな!」って思っているものをみんなにシェアしたいっていう気持ちも「やっぱりわたしだな」って、そこでも感じました。
そして、あとは『最近買った本の紹介』っていうエリアもあって、本って言っても文字だらけの賢い感じではなくて、それもまたわたしらしくって、絵本と図鑑の2冊を紹介していました。
こんな内容を書いた新聞を最初は本当に近い友だちに配っていて、そうして配っている間に「なにそれ、なにそれ」ってなって、どんどん「わたしもほしい!」っていうふうに言ってくれる友だちがどんどん増えていって、
友だちの名前をメモして、「じゃあ次また新聞を書いたら配るねー」って言って約束をして、また次の新聞を書いて、そして〇〇クラスの〇〇ちゃん、〇〇さんに配りに行くっていうふうに配り歩いていました。
この新聞は直接つくったものを渡していたっていうのもあって、ファーストリアクションを目の前で見れるっていうのがすごくうれしくて、やっぱり反応を貰える、直接反応を見れるって本当にうれしいなっていうのを、そのときにすごく強く感じました。
そうして感じれたからこそ、また新たに新聞をつくってみんなに配りたいなっていう気持ちにもなったんだろうなって思いました。
喜んでもらうことの喜びをすごく実感した経験が高校時代にあったからこそ、今のわたしにも繋がっているんだろうなっていうふうに思いますし、
今わたしがSNSで画像とかイラストを描いて投稿したときも、反応をいただけるっていうことが本当にうれしくて、
でも新聞と違うのは、みなさんのもとに表示されたときに、どんな表情になったのかとかを、実際にわたしがこの目で見ることが叶わないっていうところが、違っている点だなと思っていて、
だからこそ、そのときにもし「笑顔になりました」とか、こういうふうに思いましたっていう、うれしい気持ちや感情の部分をコメントとかメッセージで送ってくださるっていう方がいるっていうことが、本当にわたしのパワーになっているなっていうふうに思いました。
7月10日に久しぶりにリール(ショート動画)の投稿をしたんですけど、それにコメントをくださってめちゃめちゃうれしかったんですけど、それがどんなコメントかというと、
「娘と一緒に何度も見て、めちゃくちゃ笑顔にさせてもらいました」
っていうふうにコメントをいただけて、めちゃめちゃうれしかったです。
こうして見たときの反応とか、誰と一緒に見てくれたとか、そんなふうなことを伝えてくださる方がいて、本当にうれしいなって、うれしい以外ないのかなっていうくらい、いつもパワーをいただいています。
そしてまた、新聞の話にちょこっと戻らせていただくと、今から1年前くらいかな、高校のときからの友だちとSNSの DMで連絡をとったことがあるんですけど、
連絡をとっていたときに当時配っていた新聞の写真が送られてきて、「えぇーー!!!」と思って、すごいビックリしたんですけど、そのあとにメッセージで
「実家に帰ったときにみつけて、いつか送ろうと思っててん」
「内容は違うけど、同じことを高校のときからしてたからすごいって思ってた!」
っていうふうに送ってくれて、めちゃめちゃうれしくて。
そのときにそういうふうに思っててくれたっていうことを知れただけでもうれしいのに、実家にずっと捨てずにとってくれていたっていうことが、本当にうれしいなって思いました。
その新聞はわたし自身が楽しみながら、わたしが生み出したいなっと思ってつくった新聞で、どんどんよろこんでもらえるといいな〜という気持ちでつくっていったものなんですけど、
それで何年も経ったときにまたそういうふうなやりとりが生まれて、こんなうれしいことってあるんだって思いました。
なので、これからわたしが生み出していくものに関しても、わたし自身が引き続き本当に生み出していきたいもの、心から届けたい、生み出したいものを届けていくなかで、
その届いた瞬間のうれしい気持ちや、よろこびとかも届けたいですし、何年か経ってまた見返してプラスの感情が湧くようなものを生み出していけたらいいなって、そんな未来が待っていたらいいなって思いました。
今回は『喜んでもらうことの喜びを実感した高校時代の「オリジナル新聞」』というテーマでお届けしました。
自分でもめっちゃ自分だなって、高校生のころの自分がやったことを見ながら思っていました。
また、過去の自分を具体的に振り返りながらお届けする回も設けたいなと思っていますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
こはらなつでした〜!それではまた〜!
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