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「塞翁が馬」って言うけれど。

私の失敗は、自分に合った会社に入らず職を転々とした事です。

新卒で卒業までに就職できませんでした。その後、嫌々入社した会社を試用期間でスグに辞めてしまいました。

その後も職を転々として、転職エージェントさんにも「転職回数が多いので、しっかりと対策が必要ですね!」と念を押されたのが今年の話です。

表向きリーマンショックや不況や、会社がブラックな事を言い訳にしてきました。(勿論それも本当にある。授業を受けてるのに会社説明会の予約を取るためにF5待機とか無理だったし、入った会社は普通にブラックだった)

それでも、きっと就職氷河期じゃなくても、どんな会社に入社したとしても、失敗はしていただろうなと思います。

さてさて、上記は明らかに【失敗】ですが、いったい私の何が駄目で次々と会社を退職する羽目になったのでしょうか。

今になって冷静に考えると、下記の内容が失敗の理由だったのだと思います。

【失敗の理由① 仕事・会社】

●1mmも興味のない、得意でもない仕事に就いた

●急募の求人に応募し、会社の事を少しも吟味しなかった

まともな会社説明会に参加できない。ハローワークでは求人票の時点でブラック決定な求人が横行し、ちょっとまともな求人は応募者100桁越え。応募出来たやたら交通の便が悪い会社の面接を受けるも、サイレントお祈り。

そんな流れで、ハロワのオジサンに勧められるまま受けた興味ない会社に合格したので入社しましたが、続きませんでした。

他でも、割と急募の求人で受かって、掛かってきたその電話ですぐに承諾してしまっていました。[急募]の求人はそれなりの理由(誰かが急に辞める事態)が有ったりするので、ハロワや面接でそれとなく様子を探った方がいい場合があります。

と、まあ、情状酌量の余地はあると主張したいですが、もっとちゃんと考えて会社を選ぶべきだったと思います。(うーん。でも、選好みできる立場か?!みたいなキツイ風潮だった記憶が・・・。)

今もそういう風潮があります。でもそれで無理して入った後に、心身どちらかでも壊したら元も子もないのです。

私が、就活される方に言いたいのは焦る気持ちは死ぬほどわかるが、その会社でやっていけるイメージが出来ますか?不安要素はありますか?その不安要素を加味しても入社しますか?ということです。


【失敗の理由② 不得意を把握してない】

●発達障害だと気が付いてなかった

他人との違和感もありましたし、逆に私が働いて大丈夫だと思える要素がないな。と思っていました。

しかし新卒当時は発達障害は、今よりももっと知られておらず、私もその言葉自体を知らなかったので気が付けませんでした。

つまり、発達障害の特性に対して適切な対策を十分に行えていませんでした。これによって、把握していたら防げたかもしれないミスやトラブルは(今思うと)山ほどあります。会社がブラックだったとはいえ、これに関しては正直本当に申し訳ないです。

自己分析・会社分析がいかに大切か分かりますね!!!

障害の有無に関係なくこれは大切な事だと思います。


【じゃあ、今はどうしてるの?】

上記の失敗を踏まえて、私が今どうしているかと申しますと、

私、実は就職が決定しました! 拍手!!!

上記の状態を打破する為に就活の時に行ったのは下記の8つの改善でした。

●改善① 発達障害の事を調べ診断を受ける

●改善② 障害者手帳を取得する

●改善③ 就労移行支援事業所へ通う

●改善④ 自分の得意・不得意を纏め、説明出来るようになる

●改善⑤ 自分に合った会社ってどんな会社なのか?を考える

●改善⑥ 自分に合った仕事や働き方を考える

●改善⑦ 転職エージェントをフル活用

●改善⑧ オープン就労にチャレンジしてみる!(※私の理想の働き方がオープン就労の方が向いていると考えた為)

結論

散々、序盤で失敗をワールドワイドに披露してしまってから言うのもなんですが、あれらの「失敗」が全て無駄だったとは思いません。(勿論、ストレートに成功するに越したことはないですけどね。)

「失敗」に気が付いたからと改善ができた!

って考えたらちょっぴり前向きな感じがしませんか?

とか表向きは言いつつ、左団扇で何の苦労もなしに過ごしたい私なのでした・・・。


#あの失敗があったから


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