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"夢はでっかく こう描く"
私の将来の夢は小説家だ。
いや、小説家というか、本を出すのが夢だ。
小学校の卒業文集でも、中学校の英語のスピーチでも、小説家になりたいと言ってきた。
高校生になると、さすがに現実というものが分かってくる。大真面目に夢を語るのが恥ずかしくなり、部活の文集に少しふざけて「印税生活」なんて書いたこともある。だが、言い方が違うだけで本質は全て同じ。かなり真面目な夢なのだ。
大学生になってからは、余計に現実を見るようになった。文系の私には、誰でもできるような仕事にしか就けない。就活で嫌というほど思い知った。
私は文系科目が得意なのもあるが、理系科目がめっきりできない。高校も大学も文系選択をし、そのまま大人になったことに後悔は特にない。周りにいる理系の学生は勉強漬けで、文系の私たちは自由に遊んでいて。それがなんだか可哀想だったから。
だけど、生き残るのは理系だ。そう思ってはいても、そもそも百マス計算の時点で拒否反応がでていた私に、今から文系でもなれると言われているシステムエンジニアの勉強であったり、プログラミングの勉強をするのは厳しい。
だって「やりたくない」のだから。
ああ、せめて理系に、いや理系科目を少しでも面白いと思える人間に生まれたかったなと今まで何度も思ってきた。
しかし、就活を進める中でひとつ考えが浮かんだ。
いや別に就職してからでも小説家を目指すのは遅くないんじゃないか、と。
アイドルになりたい、サッカー選手になりたい、という夢を追うには年齢制限や体力の限界がある。つまり、タイムリミットがある。だから、みんな諦めてしまうのかもしれない。
だが、小説家はどうだ。本を出版したいという夢はどうだ。死ぬまで追いかけられるのではないか。
私はそう思った。
小説家という夢を諦めるには早いのではないか。
人生という名のタイムリミットまで、この夢は待ってくれるのではないだろうか。
私が諦めない限り、この夢は永遠なのではないだろうか。
なら今からでも間に合う。
__ 夢だけ持ったっていいでしょ?
__ いまから始めてみればいいじゃない
私の好きなアイドルのデビュー曲にそんな歌詞があった。
文系でよかったのだ、私は。
骨の髄まで文系だからこそ、この夢を抱いたのだ。
夢は必ず叶うなんて思っていない。
努力は必ず報われるとも思っていない。
だけど、このまま別に「やりたくない」仕事を続ける、「やりたくない」ことを続けていく気もあまりない。
どうせなら、「やりたい」ことをやった方がいい。
幼稚園の頃、寝る前に絵本を読み聞かせしてもらっていた自分へ。
小学校の頃、恐らく学年で1番夏休み読書の冊数が多かった自分へ。
高校生の頃、もうあまり本を読まなくなったけれど、やはり創作が好きで鬼畜と言われている選択科目を取り、ヒィヒィいいながらいくつかの物語を書いた自分へ。
そして今、もう一度夢を目指してみようと思っている自分へ。
現状を打開するには自分が動くしかない。
だから、動く。動いてみる。どうなるかは分からないけれど、途中で諦めるかもしれないけれど。
私はまだ若い。もう一回描いてみようと思う。
__ "夢はでっかく こう描く"
私の好きなアイドルがいうように。
__ それじゃ夢って何なの? でっかい目印さ 1mm でもススもう!
描いたでっかい目印に向けて1mmでも進むために。始めてみようと思う。
さあ、どうか力を貸してほしい。
私の大好きなアイドルの大好きな楽曲たち。
あなたたちの残した楽曲が永遠であるように、あなたたちが私の心で永遠に輝き続けているように、
私の夢も永遠でありますように。
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こんなことでいいのかわかりませんが、自分の好きな楽曲を3曲…に絞れなかったので、勝手にテーマを作って無理矢理絞りました。
どれも、元気のもらえる曲です。是非。
ちなみに、余談ですがあのカバー画像は私が高校生の時に卒業制作として書いた作品の冒頭をめちゃくちゃぼかしたものです。
そのうち改良して(!)載せようかな、どうしようかなという感じです。
・夢だけ持ったっていいでしょ?/ いまから始めてみればいいじゃない
__________ A・RA・SHI / 嵐
・夢はでっかく こう描く
__________ きっと大丈夫 / 嵐
・それじゃ夢って何なの? でっかい目印さ 1mm でもススもう!
__________ Hey Yeah! / 櫻井翔
最後までお読みいただきありがとうございました。
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