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炎症体質に大根おろし

日々いろんな患者さんを診させていただいている中で多嚢胞性卵巣症候群と同じぐらい耳にする機会が多いのが子宮内膜症です。

結構勘違いされやすいのですが、子宮内膜症は子宮の病気ではありません。本来なら子宮の中にしか存在しないはずの子宮内膜組織が腹腔や卵巣にも発生し、月経周期に合わせて増殖します。

特に卵巣で起こるものを「チョコレート嚢胞」と言って妊活に大きな影響を与えます。

病院での治療は摘出手術やジエノゲストなどの薬で内膜症を小さくする方法があります。

当院では子宮内膜症は身体の中で炎症が起きている状態と捉えます。

炎症を抑えるためには良質な血液が炎症部位に沢山流れ込むことが必要です。しかし、こういったタイプの人は冷えの自覚や血流の悪さが目立つことが多く身体を変えるのに時間がかかります。

施術では全体の血流を上げるのはもちろん、炎症を抑えるツボや生殖器と関連の深いツボを刺激して炎症体質の改善を目指します。

セルフケアで特に取り組んで欲しいのが食事に関する部分で、炎症タイプの人には大根おろしを食べてもらいます。

ここで大切になってくるのは【おろしにして食べること】と【火を通さず生で食べること】です。

大根をすりおろすことで生まれるイソチオシアネートという成分に炎症を抑える働きがあります。これは加熱に弱く、揮発性があるという特徴を持っているので食べる直前にすりおろすのが1番良いです。

イソチオシアネートが含まれる野菜は他にもありますが大量に摂取することと成分が含まれる量を考えると大根が最適だと思います。

血液をサラサラにしてくれる働きや抗酸化作用、消化を助ける働きもあるので炎症タイプに限らず妊活をしている人にはおすすめですね。

*鍼灸院 來花-kohana-では体質改善に特化して施術を進めていきます。その他、なんとなくキツイ、体がだるい(頭や身体が重い)、冷え、便秘、めまい、疲れ目、不眠、アレルギーなどの自律神経症にも対応しております。
お気軽にいつでもご相談ください。

鍼灸院 來花は赤坂駅徒歩1分、警固、大濠からもアクセス良好です♪
ご来院お待ちしております!

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