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妊娠検査薬の反応時期

妊活をしていると気になる妊娠反応。自分で調べるために用いられるのが妊娠検査薬ですね。これは妊娠した時に出る【HCG】というホルモンに反応します。

体外受精の移植後やタイミング法・人工授精の場合は生理が遅れた時に使って確認することが多いでしょう。

体外受精では胚盤胞移植の場合、病院によって多少違いますが、移植した7〜10日後に血液検査で妊娠判定を行うことが多いです。

移植の時にHCG注射を打っている場合は、自分の身体から出ているホルモンなのか注射の影響が残っているのかわからないので判定日が遅くなることがあります。

排卵日を0日目として12日目(胚盤胞移植から7日後)にHCGが20〜40出ていると妊娠継続の可能性が高いです。

移植から判定まで1週間…とても長く感じますよね。最近よく耳にするのが判定日よりも前に妊娠検査薬を使うフライング。体外受精をしている方は特に経験している人も多いのではないでしょうか?

早く知りたい気持ちはとても分かりますが、フライングをして陰性だった場合でも諦めないで欲しいんです。

例えば胚盤胞移植から7日後の判定日に血液検査でHCG40はとても良い数字だと思います。ですが、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出る人はほとんどいません。

市販されている妊娠検査薬はほとんどが尿中HCGが50IU/Lを超えると反応する様になっています。

ホルモンは血管から溢れ出ると初めて尿中に漏れ出します。ちなみに排卵検査薬も同じメカニズムです。

尿検査で反応がないからといって血中に出ていないとは限りません。体外受精をした場合は必ず判定日があるのでその日まで待ってください。

ホルモン補充で移植をした場合は自分の体からはホルモンは出ておらず、全て薬でコントロールしているので判定が出るまで毎日お薬を続けます。

自分で妊娠検査薬を使って陰性だったからと途中で投薬をやめてしまい、本当は妊娠していたのに継続できなかった…なんて勿体無いです。

また、胚盤胞移植から7日後の判定でHCGが10ちょっとしか出ていなくても出産まで至るケースもあります。

タイミング法や人工授精の場合は早くから検査薬を使うことはおすすめしません。妊娠の基準としては高温期が17日以上続くと可能性が高いです。しかし「この日が高温期1日目」とはっきりわかることはなかなかないですよね?

なので、生理予定日から1週間経っても生理がこない場合は検査薬を試してみてくださいとお伝えしています。

今は尿中HCG25IU/Lから反応する早期検査薬もありますが、この時点で病院に行っても内診では何も見えないし、できることは特にありません。

早期検査薬で反応したけど生理がきてしまった場合、何も調べなければ「生理が少し遅れたなあ」で終わっていたかもしれないのに、化学流産だったとわかってしまうとショックはとても大きいです。

結果を早く知りたい気持ちはとても分かりますが、焦らず穏やかに日々を過ごしましょう。

*鍼灸院 來花-kohana-では体質改善に特化して施術を進めていきます。その他、なんとなくキツイ、体がだるい(頭や身体が重い)、冷え、便秘、めまい、疲れ目、不眠、アレルギーなどの自律神経症にも対応しております。
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