誰かを頼るということ。
カウンセリングが面白い。
面白いというのもおかしな言い回しなのかもしれないけれど、率直に感情の表現だけをすると面白いというのが一番当て嵌まると思う。
※なお、ここではカウンセラーとの会話を記する為に便宜上、私の名前をぷちぶと表記します。
カウンセリングなんて言われても知らない人とどうコミュニケーション取ればいいんだと半ばコミュ障気味の私は思っていた。
仕事なら「私、コミュ障なんです」などと言っていられないので何らかのアクションはするものの、仕事ではないのならよく知らない人と自らコミュニケーションなどしたくはない。
ただ、私は自分が鬱病だと診断されていることに対し、懐疑的で、もっと掘り下げてみたくなったのだ。
鬱病の診断が懐疑的なのは、自分が鬱病だなんて信じたくない…ということではない。
むしろ自分ならどんな診断をされてもおかしくはないと思っている。
不眠症が長年治らないことは事実なのだし、その要因としての病状がアダルトチルドレンであっても、ボーダーであっても、パーソナリティ障害であっても、PTSDであっても、少しもおかしくないだけの経験をしていると思うし、一体どんな診断がされるのだろうかと思っていた。
前主治医は全くそういったことを口にしない医師だったので、予めそこはちゃんと告知して欲しい旨を問診表に書き添えておいた。
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