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ナスコンバレーがそろそろ1年経つとのこと。

こういった「○○バレー」は今までも耳にしたことはありましたが、この「ナスコンバレー」はとても面白い試みだと思います。

「一般社団法人ナスコンバレー協議会」発足
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000089992.html

海外の事情はわかりませんが、少なくとも日本で何か新しいことをしようとすると口うるさい人がたくさん出てくると思います。

例えば自動運転は顕著だと思います。私は正直言ってもみじマークをつけている車よりも自動運転の方に信頼をおいています。

ところでもみじマークってなんの意思表示なのでしょうか。「私はもう運転能力が下がっているのでみんな避けてください。ぶつかったらごめんなさい」という意味でしょうか。正直怖いです。

閑話休題。

自動運転の車にももみじマークをつければ似たようなことではないかと思います。
自動運転の事故が1軒でもあったらこぞって取り上げますが高齢者の逆走のほうが怖いです。

高齢者を例に挙げましたが、別に老人の能力について言いたいわけではありません。年齢とともに能力が落ちていくのは仕方がないですし、私も将来そうなるでしょう。その能力を補完してくれる自動運転という技術を邪魔しようとするのはなぜでしょうか。

自動運転を挙げるまでもなく、そんなことはたくさんあると思います。

そんな実証実験を巨大な私有地でできる場所としての「ナスコンバレー」、夢があります。

「ワーケーション」の場所としては私としては疑問です。
怠惰な私は「いや、遊ぶでしょう」と思ってしまいます。仕事時間は観光でいうと一番美味しい時間にあたりますよね。もう少し世の中の働き方が変わって、会議がなく、非同期のやり取りが増えれば「ワーケーション」ももう少しそれっぽいものになると思います。

ZoomのWeb会議はDXではないと思ってます。あーいった仕組みは10年前からSkype使ってネットゲームをやっていた頃と変わりません。何も目新しいものではないです。
ゲームは同じコンテンツを一緒に楽しむことに価値があるのでボイスチャットは必要かと思いますが、例えばお客様と行う資料説明の打ち合わせは同期である必要はないと思っています。
読めば書いてあるわけですし、質問もチャットに書けばやり取りできます。メールはやり取りのコストや探すコスト、書き込むコストが高すぎるので疑問ですが、便利なチャットツールはいくらでもあります。

そんなことが変わって、非同期でできる仕事が増えてきたら「ワーケーション」ももう少し流行るのではないでしょうか。

そんなときにナスコンバレーみたいな設備特化された場所があると嬉しいですね。

単純に人が集まるだけでもアイデアは集まってきます。
いたる所にホワイトボード(電子のモニターでもいいです)があり、ほかの人の話した結果を流し見することができ、そこから何かひらめくということや、雑談で何かほかの人が話していることをきっかけに新しいことを思いつくこともあると思います。

ただの愚痴や芸能人の不倫話といった無体な話ではなく、技術者たちが集まれば何かが生まれる気もします。

ふわっとゆるくつながったリアルの場所でのコミュニティというのはそういった時に強いように思います。

そんな場所になればいいなぁと切実に思います。


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