動機(モチベーション)とやる気(テンション)を分けて考えよう
「最近仕事のモチベーションが続かなくてさ」
という言葉はそこまで違和感があるものではないと思っています。
私も学生時代にバリバリ働く社会人の方に「仕事でモチベーションが下がった時にはどうするんですか?」と質問をしたことがあります。
ただ、たぶん発想が異なっていたのかな、と今になると思います。
動機(モチベーション)とやる気(テンション)
私自身英語が得意ではないですし、和訳のことについて触れたいnoteでもないので、誤訳であれば流してください。
「動機」と「やる気」はよく混同されがちです。これらの言葉は密接に関連しているため、日常会話では互換的に使われることがありますが、その意味合いには若干の違いがあります。
動機(どうき)は、ある行動を取る原因や理由です。これは個人が何か行動を起こすきっかけとなる内的または外的な要因を指します。
やる気(やるき)は、その時々の気持ちや状態を表し、特定の行動を行う意欲や熱意を示します。
「最近仕事のモチベーション(動機)が続かなくてさ」
仕事をする動機は人それぞれかと思いますが、「生活するために給料をもらう」という事は間違いなくあるでしょう。
ここにブレは無いかと思います。
この場合、仕事をすれば給料がもらえるため、給料が出なくなるといった例外ケースがない限り、仕事の動機が無くなることはありません。
短期的にブレがあるのは「やる気」でしょう。
「なんか今日やる気が出ないんだよねー」というそれです。
「最近仕事のモチベーション(動機)が続かなくてさ」というのを単に「最近仕事のやる気が出なくてさ」という感じにすると、元の文章よりもわがままというか非常に個人的なニュアンスになるような気がします。
動機は長期的なもので簡単になくなったりするものではありません。
また、短期的に頑張れたり、ダレたりするのはやる気です。
「今日会社いきたくねぇなぁ」といった感情は変わらないかもしれないですが、とらえ方を変えると見え方も変わってくるかもしれません。
「お金をもらう」という「動機」は残っていますし、少し自分の機嫌を取ってあげて「やる気」を上げてあげたら少しはテンション高く仕事できるかもしれませんね。
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