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【Stable Diffusion】これから初めて夏を迎えるローカル生成AIユーザー向けの文章

大した内容ではないのですが、パソコンにあまり詳しくなく、ただ新しい技術に触れたい!というモチベーションで秋以降ゲーミングPCを購入し、初めて夏を迎えるという方も居るかと思います。
そんな方に向けた文章です。

必要以上にPCは冷やす

これに尽きます。ひたすらにPCは冷やしましょう。温暖化対策!と言っている場合ではありません。最悪PC(特にグラボ)が壊れます。

グラボに使われているコンデンサの特徴として、温度が10度下がると寿命が2倍になるという話があります。熱を持てば持つほど寿命が短くなるということですね。

サーバールームというパソコンが大量においてある場所は室温を22~24度程度に設定されていたり、室内の風の循環を良くしていたりします。
夏場はただでさえ熱くなりやすいので、生成AIを回している間は冷房を入れっぱなしにしましょう。
「外に出かけるからクーラーは切っておこう」と生成AIのアプリを回しながら外出した場合、帰ってきたら部屋の中はサウナ状態です(さらにあまりに熱すぎると勝手に性能を落とすサーマルスロットリングが動作してまともにPCが動いてないかもしれません)

可能なら扇風機でパソコン周りの空気の循環もさせたほうが良いです。
いくらPC内のファンが回っても、PCの周りの温度が高い場合あまり効果が無くなってしまいます。

また、あまりに高音になりすぎるとそれに応じてファンも高速で回るでしょう。
パーツの寿命を縮める要因にもなりますので、冷やすに越したことはありません(ただし急速に冷やして結露はNGですが。何事にも加減は必要)。

温度の確認方法

ローカルでStable Diffusionを動かしている方はWindowsPCの方が多いと思います。
Ctrl +Alt + Delでタスクマネージャー > パフォーマンスタブを開くとGPUというメニューがあり、そこで温度が確認できます。
生成AIを回していると、私の環境(GeForce RTX 3060 Ti)の場合、たいてい70度以上になります。
これが熱がこもってくるともっと温度が上がってきます。触った事ない方は、生成AIでPCがフル稼働してそうな時にパソコン本体(特に箱の裏の配線がたくさんつながっている面)に触ってみると「こんな熱くなるんだ」と実感できます(90度以上になっている場合もあるのでやけどには注意してください)

コイル鳴き

私のPC依存の話かもしれませんが、温度が上がるとコイル鳴き(激しめ)が発生します。
冬場は発生しづらいので、温度なのかなぁと思っています。
必要以上の振動が発生したりとPCにとっていいことではないので工夫が必要かもしれません。

楽しく生成AIを続けるために

生成AIを楽しむためのゲーミングPCは30万以上したりしますよね。
消耗品なのである程度は仕方がないですが、少しでも長持ちさせて、長い間楽しみたいですね。

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