見出し画像

「やる気」に頼らずに物事を実行する方法

たまには真面目な内容も書いてみます。

「やる気が出ないから」という言葉を口実に、多くの私たちは物事を先延ばしにしてしまいます。しかし、本当に大切なことを成し遂げるためには、「やる気」に頼るのではなく、それを超えた行動力が求められます。

やりたいことを行う際の「やる気」

まず、私たちは「やりたいこと」を行う際、本来「やる気」があるはずです。
何故なら、トートロジー的になってしまいますが、そもそも「やりたいこと」なのです。頼まれても居ないのに、勝手にやろうとしているのですから、やる気が無いわけがないですよね。
趣味や情熱を追求する際、私たちは通常、外部からの動機づけを必要としません。

誰かに頼まれたから、ちやほやされたいから、お金が欲しいから、なんでもいいと思いますが、やりたくてやっているわけです。

……とはいえ、しかし、人間の「やる気」は不安定であり、時には最も情熱を感じる活動でさえ、行動に移すことが難しい時があります。
そのような時、目標を細分化し、小さな達成感を積み重ねることで、再び「やる気」を引き出すことができます。

高すぎる目標は見ているだけで途方に暮れてしまう場合もあります。
また、大量にやらないといけないことがある場合もパニックになってしまう事もあります。

そう言った場合は、落ち着いて紙に書き出しましょう。
私個人としては紙に書くくらいがちょうどいいと思っています。

PCの打鍵が遅い人はそれでもいいかもしれないですが、タッチタイピングで打鍵してイケてしまう人は紙に書いた方が良いです。

やりたい事、やることは多ければいい、というモノではありません。
コピペでToDoリストの量を増やすことが目的ではないので、紙に書くくらいの面倒さと遅さがちょうど良いです。
面倒で、書き直すのも手間で、書くのも遅い、紙に書くことでやりたいことが整理できることが多くあります。

やりたくないことでも行うべきこと

次に、必ずしもやりたくないけれどもやらなければならないことがあります。
例えば、仕事や学業の課題などです。このような場合、「やる気」は関係ありません。

「このタスクを完了させることで、どのような良い結果が得られるか?」または「このタスクを避けた場合、どのような悪影響があるか?」このように自問自答することで、行動の動機づけを外から内へと転換し、やる気に依存しない行動力を養うことができます。

そもそも何を言ってもやらないといけないのです。だったら嫌々やりましょう。やる気はやる気のあるタスクに回して、嫌々やることが大切です。
何も行う事が全て楽しい必要はありません。どうしたってやらなければならないのだからなおさら早く解消してしまって、やりたいことに時間を使うほうが建設的です。

やる気がなくて、やらなくていいこと

これはやろうとするのは止めましょう。
やりたいことでも無くてやらなくていいなんてなればそもそも実行するなんて無理です。
すべての行動が生産的である必要はなく、また、自分自身を休ませることも大切です。重要なのは、何が本当に重要で、何がそうでないかを見極めることです。やる気が出ないことが、実際には自分にとって重要ではない、または優先順位が低いタスクである可能性があります。このような場合、意識的にそのタスクを後回し、もしくは実行しないという選択をすることで、より価値のある活動に集中することができます。

結論

マンガの台詞か映画の台詞か小説の台詞か忘れましたが、「やりたいことは楽しんでやれ、やりたくないことは嫌々やれ」みたいな言葉がありました。
行動するときには必ずしも楽しくやる必要はないんだなーと改めて思った次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?