無職期間の中で得た『試す』という考え方
1年前、『人と長時間一緒にいるのがしんどい』という悩みを抱え、
だったらフリーランスになって在宅で仕事ができるようになろう!!
と考え、会社を辞めた。
ちゃんと稼げるだろうか・・・という不安とともに、もう一つ抱いた不安は
うまくいかなかった時、私はまた社会に復帰できるのだろうかということだった。
フリーランスで食べていけるくらい稼ぐには、たぶん相当の努力と継続力が必要。
もし、家にこもって作業をすることに慣れすぎてしまったら?
もし、貯金が尽きて外で働かないといけなくなってしまったら?
その時、私の心は『社会』に耐えられるのだろうか。
・・・そんな不安を抱えてました。
でも実際に無職になって、家で一人作業してみる日々を続けてみて
その不安は杞憂であったと思い知ります。なぜなら
『私、完全に一人になるのも辛いんだ・・・』
と、気づいたからです。
人と長時間一緒にいるのはしんどい。でも孤独は寂しい。
なんてわがまま。でもこれが事実だから仕方ない。
このことから、私が目指すのは在宅勤務で食べていけるようになることではなく
『社会に出ても、疲弊しない心の持ち方を学ぶこと』だったのだと理解しました。
そして現在、パートで仕事を始めてみて『社員でなければ心が疲弊しにくい』ことも理解した。
今の勤務時間では、月収が約10万円ほどになる予定。税金関係や奨学金の返済なんかも考えると貯金を崩して生活していくしかない状況。
・・・でも、不思議と不安は少ないです。
それはたぶん『パートで仕事を増やせばいいや』と思えるようになったから。
自分の心に合う働き方を実験してきたことでついた自信・・・というか確信?
こうすれば大丈夫だろうという『安心感』が私の中で芽生え始めています。
頭の中で『こうだったらいいな』『こうしてみたいな』と理想を膨らませるのは自由。
でも、『それって本当に自分にとって心地いいものなのか?』
これを確かめないことには理想論だけで終わってしまう。
今回みたいに実際にやってみたらそんなに楽しくなかったって思うかもしれない。
だから実験してみることが大事。なんでも一度、試してみる。
このことを無職期間で学びました。
こうやって色々試してみながら、自分が毎日を楽しく過ごせる働き方を調整していけたらなと思います。
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