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目薬をさしたら、苦かった?

目薬の味を感じる理由

目薬をさしたら、味がする
という経験ありませんか?

気のせいではなく、本当です。
血管収縮作用のある充血を取るための目薬などは、
特に、苦味を感じると思います。

なぜ、そんなことが起こるのでしょう。

目頭から鼻の中に、鼻涙管という管が通っています。
涙は、目の表面を潤すために、目尻の上の方から出て、目の表面を通り、目頭の鼻涙管から、鼻に出ていきます。

余分な目薬も、鼻涙管を通って鼻へと流れ出ます。
そのため、目薬の味を感じます。

これは、瞬きをすると、盛んにおこります。
つまり、よく効くように、と瞬きをすると、
それだけ、目薬が、目から出ていってしまいます。
よく効くように、と思ってしていたことが、実は、逆効果だったのです。

正しい、目薬のさしかた

①手を綺麗に洗ってから、目薬をさしましょう
(点眼薬は、無菌環境で製造されている薬なので、できるだけ、清潔に扱いましょう)

②容器の先が、まぶたやまつ毛に触れないように、目薬をさしましょう

③点眼した後は、目頭をそっとガーゼやティッシュで押さえて、しばらく目を閉じましょう
(あふれた薬液を吸い取るために、ガーゼやティッシュで押さえるとよいです)

こはく堂薬局は、皆様の健康づくりをお手伝いします。

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