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No Day But Today
先日千秋楽を迎えたブロードウェイミュージカル『RENT』。
『RENT』の舞台は、20世紀末のNYのイーストヴィレッジ。アーティストを志望する若者たちが家賃(レント)も払えず、その日暮らしを送っていた。エイズやドラッグで愛する者を喪う悲しみと向き合いながら、懸命に自分たちの夢を生きていく……という物語である。
「No Day But Today」という言葉がある。この言葉は、イーストヴィレッジの若者たちの人生観を象徴する言葉だ。劇中では、病に冒されたミミという女の子が歌う『Another Day』という曲の歌詞に登場する。
さて、「No Day But Today」を我々はどのような日本語に訳せばいいのだろうか。僕には諸行無常か色即是空に似た響きがそこから感じられた。ジョナサン・ラーソンの魂の叫びに呼応してみたい。
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