【ニュース】損害保険各社、電動キックボードの保証拡大へ
皆さんこんにちは。元損害保険会社員のKoh+です。
今回の記事は【電動キックボード】の保険対応の記事です。
最近街中でよく見かけるようになった「アレ」ですね。
22年1月に業界全体で改定があるので、それに合わせて電動キックボードにも対応していこうぜ!!という流れになってきているそうです。
どんな感じで対応していくのか、現時点でまとめてみたので気になった方はぜひ最後まで見ていってください。
2022年1月に改定がある
損害保険は社会状況の変化によって保険料を変化させています。
これを行っているのが【損害保険料率算出機構】という機関ですね。
自動車保険
近年、自動ブレーキなどの発達により交通事故が減少していることを受け、業界全体で自動車保険の保険料が
「平均3.8%引き下げ」
火災保険
度重なる台風や集中豪雨などの自然災害の影響により
参考準率が全国平均で10.9%上昇する
とまあこんな感じで保険料が上下します。
車を持っている人には朗報。反対に火災保険はバカバカ値上げします。
私の知り合いの保険関係の方も、最近は火災保険の問い合わせが多すぎてキツイと言っていました。
そしてこの改定を機に、最近普及し始めた電動キックボードにもちゃんと対応する保険会社が出てくるようです。
これまでは、電動キックボードの保険はなかったの?
こう考えると、これまでは電動キックボードに対応した保険が存在しなくて、これから作るよ!と感じるかもしれませんがそんなことは無いです。
今までも一応ありました。
2021年8月現在、電動キックボードは基本的に道路交通法で「原動機付き自転車」(原付バイク)と同じ扱いで分類されています。
ということはつまり、原付きの保険でいける!!ということです。
なので自動車保険の特約、ファミリーバイク特約でも保証可能になっていました。
あとは、レンタルの場合は貸し出している会社が利用者向けに無料で出している簡単な個人賠償くらいですかね。
ただし、扱いは原付きと同じでも、利用者数やリスクの種類は電動キックボードと原付きでは大きく差があります。
なので、今回の改定で「ちょっと考え直しましょか」ということになったわけです。
具体的な対応内容
具体的にここが変わる!!
ということを挙げたいのは山々なんですが、実は現時点では
「こういうことやろうと思てます・ω・」
くらいしか出ていません。
一例であげるとすると
損害保険ジャパンはモビリティー(乗り物)の多様化やMaaS(乗り物のサービス化)の発展に焦点を当てた改定を計画する。
その一環で車外における乗り物事故を補償する特約の範囲を拡大する。例えば利用者の増加に伴い、事故が急増する電動キックボードにはねられてケガをするケースなどを補償範囲に加える。
なんか本当に現時点ではこの程度です。(笑)
今後、改定までの中で公開されていくか、改定まで特に発表しないかのどっかだと思いますが
今後、損保各社が電動キックボードの保険に対してちゃんと対応していく
という意思表示程度に受け止めて貰えればいいと思います。
まとめ
・2022年1月に損害保険で改定がある
・保険料が下がったり上がったり、新しい保証の内容が出てくる
・電動キックボードへの具体策はまだ出ていないが、今後対応していく意思表示も兼ねている
・電動キックボード所有者は注意しておいたほうが良い
と、こんな感じで今回のまとめは以上となります。
電動キックボードはあんな見た目しといて、扱いは原付きということを初めて知った方も・・・・それは流石にいないか←
なので、歩道とか乗って走っちゃいけないんですよ、アレ
押して歩く分には良いんですけど、でも街中で歩道走っているのたまにありますよね?
あれは要するに原付きで歩道走ってるクレイジー野郎と同じなんです。
今後購入を考えている方、レンタルで乗る方も電動キックボードは安全を心がけましょう。
ということで今回は以上になります。
最後までご視聴ありがとうございました。
それではまた次回お会いいたしましょう。
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