知り合いの車が【全損】になったけど、どうにかなってしまった話
皆さんこんにちは。元損害保険会社員のKoh+です。
今回の記事はこちらの続きですね↓
ざっくり概要を説明すると
実家に帰った時に、たまたま知り合いが事故ったけど、怪我もなく過失なしの0:100で、なんとかなりそうな話。
こんな感じです。かなり簡単にしときました。
でですよ。
「その後どうなったのか?」
これが今回の本題です。
前回の記事での懸念点は【全損】になるのかどうか、というとこだったんですがどうだったのでしょうか!!
結論:全損でした☆
はい、案の定全損でしたー!
時価額40万くらいに対して修理費50万円と言われたので、全損ですね。全損以外の何物でもないですこれは。
ちなみに私の前回の予想は、非常にいい線いってましたね
私がざっと見た感じ修理するとしたら
・バンパー交換
・フェンダー板金
・フロントライト交換
・ウォッシャー液直し
・工賃
もろもろ大体30万円いくくらい。
内部の設備まで問題が波及していた場合は50万くらい行く予感はしています。
それは外してみないとわからない・・・。
前記事から引用
というわけで私の勘はまだ錆びついていなかったようです。これでまだ、このnoteを続けられそうです本当にありがとうございます。
全損の場合、普通だったらここから・・・
というわけで全損の場合、ここから保険会社と「どうにかならんのかい」交渉が始まるのですが
(全損になった時の対処法はこちらの記事)↓
今回の場合は普通では、ありえないことがおきました。
詳しく書くと、あまりよろしくないので、要素だけ書くと
・全損の車はもうすぐ乗り換え予定で、下取りしてもらう予定だった
(一度見積もりを出しただけで、確約はしていない)
・相手の保険会社と知り合いが、まさかの「知り合い」(地方あるある)
って感じです。
しかもこの「知り合い」具合が結構な「知り合い」でして(詳しくは書けない)
イメージ的には
「〇〇さんには本当にいつもお世話になってるんで、今回全損なんですけど自分がなんとか交渉して全損にならないようにしとくんで。任せてください。うぃっす。」
こんな感じですね。
これ普通の事故だと100%ないです。っていうか保険会社側がこんなことしないです。
時価額で交渉し続けて、なんなら、修理しないならレンタカー返してください、とまで言い出し、相手の弁護士が出てくるまで粘ります。(実体験)
なので今回の件は本当に珍しいです。こんなことは二度とないでしょう。
で、結局どうなったの?
まあそんなわけで、本来全損だった今回の事故は、相手の保険会社のお力により見事全損ではなくなり、乗り換えまでの応急処置で数十万円使って、残りは買い替えの頭金費用になりました。
何度も言いますがこんなケースはまずないです。
基本的に被害者になった瞬間から「どれだけ引き分けに持っていけるか」が日本という国です。
何なら今回、少し得してるんじゃないか疑惑まであります。
私はその知り合いに
「今回の事故は相手と保険会社の担当者がたまたま良い人だっただけでコレが普通と思わないほうが良い。もし相手が無保険だったら、自分で立て替えて請求しなきゃいけないんだから、本当にたまたま運が良かったと心に刻みこんでください」
的なことを言って去りました。
事故にはたまたまこういうパターンも有るということで、もしよろしければ参考にしてみてください。
それでは今回はこんな感じで、また次回お会いいたしましょう。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
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