見出し画像

少年団に入る #11

私は子どものころ、小学校の少年団(女子チーム)に入っていました。
仲間たちと一緒に勝利を目指して戦った思い出は今でもいい思い出として蘇ります。

息子は年中のころからサッカーを習っています。
小学校にあがり、少年団があることを知りましたが、週末の長い練習時間や保護者の付き添い・手伝いなどを考えると、私に余裕がなく、入団は難しいなと感じていました。

習い事は平日と週末に1時間。この限られた時間ではなかなか上達しません。走るのが得意なこともあり、小さいころは上手な方でしたが、成長するにつれて、少年団で鍛えられた子たちがどんどん上達していくのを感じました。また、習い事では公式な試合経験がないので、ルールを覚えられていませんでした。

息子に聞いてみると、低学年のころは特に興味を示していませんでしたが、そのうち来年ぐらいから少年団に入ろうかなと言うようになりました。
少年団に入っているご家庭の話を聞くと、保護者の負担も多くなく、たまに練習の当番がまわってくるぐらい。
そろそろできるかもしれない、と思い始めました。

休業に入ってしばらくして、少年団の体験に申し込みました。
そして入団。
まだ始めたばかりですが、入団してよかったなと感じています。

私の住むエリアの小学校では、毎年クラス替えがあります。
クラスで仲良くなったお友達も1年でクラスが変わってしまいますが、少年団の仲間は6年生まで一緒なので、子どもにとって少年団や少年団の仲間が安心できる場所になるように思いました。
また、定期的に試合や練習試合があるので、子どもも楽しそうです。

保護者の付き添いも頻繁にあるわけではなく、車のない我が家のような家庭も問題なく、試合の車だしは車を持っているご家庭で対応いただく分、他のお手伝いをやる。
私の子どものころと今では運営方法も変わってきていると思いますが、とはいえ、学年があがるにつれて役員の保護者がやってくれていることは今でも多そうです。
いつか役員になることがあるかもしれませんが、親にとっても自分の習い事のように外の世界が広がるかなと感じています。

仕事ではない人たちとコミュニケーションをとる。
大人になるとなかなかなかったことにとびこむ経験も、親にとっての青春と思い、楽しもうと思っています。
そして何よりも子どもたちが頑張っている姿を見ると、応援したくなるもの。試合は夢中になって応援しています。