見出し画像

海なし県滋賀の絶品🍴✨サーモンを支えるスポットに行ってみた

みなさんご存知の通り、ビワマスはサケ科の琵琶湖固有種です。
主に春から夏にかけて漁獲されていますが、そのためには漁業団体による種苗(稚魚)放流が行われているなどの努力があります。こういった取り組みによって私達はおいしいビワマスを食べられるのです!

今回はビワマス養殖の立役者である滋賀県の醒井養鱒場にお邪魔しました!
本記事ではビワマスの養殖の現状や施設についての情報をまとめており、最後のほうには養鱒場内の美味しいお店も紹介しています。
みなさんのビワマスに対する知識が高まることで、これまでよりもよりおいしく食べられることでしょう!


1.      ビワマスを支える醒井養鱒場

醒井養鱒場の基本情報

醒井養鱒場は滋賀県米原市の岐阜県境に近い山間に位置しています。
今回は車で向かいましたが、養鱒場までバスなどの公共交通機関は通っていません(汗)
(※乗合タクシーはあるそうなので、車を持っていない人でもアクセスできますね)

養鱒場の入り口で最初に入場料を支払います。
場内はとても広く、今回お話を伺った本館まで多くの魚がいる池や川を横目に自然あふれる道をしばらく歩きました。

黒い影はすべて魚🐟

写真に写る黒い影はすべて魚です!
餌を買えば餌やり体験もでき、魚たちの豪快な食いつきを見ることができます。

2.      ビワマスを増やすために

この醒井養鱒場ではビワマスの種苗供給がメインとなっています。
種苗とは親の魚から生まれる卵を稚魚になるまで育てることです。ここで育った稚魚はやがて立派な成魚となり、みなさんのもとにおいしいビワマスとして届くのです。
養殖ビワマスはびわサーモンとしてブランド化されているほどの絶品です。

さて、養鱒場がなぜこんな山間にあるのかというと、それは“”が理由となってきます。
養殖には水温の低い冷水が必要なため、醒井峡谷に流れる豊富な水を利用しているのです。
自然に溢れた養鱒場には子どもからお年寄りまで様々な年代の方が釣りや自然を楽しみに訪れます。

◎本館内のおみやげコーナー

今回、私も初めて醒井養鱒場を訪れたのですがビワマスについて学ぶだけでなく景色を楽しみ、餌やり体験を通してよりマスを身近に感じました。
魚離れが著しい昨今、改めて魚の良さを体感できるぴったりな場所だと思いました!

◎実際に養殖池のマスを職員のかたがチェックしている様子①
◎実際に養殖池のマスを職員のかたがチェックしている様子②

3.      場内でビワマスが味わえる!

この醒井養鱒場では実際にビワマス料理を味わうことができます。
場内には飲食店が4店舗ありますが、今回は養鱒場に隣接する昭和39年創業の「養鱒センターきたがわ」さんにお邪魔しました。

「養鱒センターきたがわ」さんのお食事①


「養鱒センターきたがわ」さんのお食事②


「養鱒センターきたがわ」さんのお食事③


「養鱒センターきたがわ」さんのお食事④


「養鱒センターきたがわ」さんのお食事⑤

ここでは実際に醒井養鱒場で育ったビワマスを食べることができます!
ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?

文責:中根結南


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?