見出し画像

ドット絵さんねんせい

年を越しましたが、2024年になった実感がわきません。
みなさん、あけましておめでとうございます! こぐみ(@kogummy593)です。
本年もよろしくお願いいたします!

2023年はイベントが多かったので、読みやすいようパパッと書いていきたいところですが、やはり多くなってしまったので目次を活用してくだされば幸いです。
通しでリンクを踏まずに文字だけをすべて読むと7分ほどかかります。

□は読んでも読まなくてもいいかなという内容、■は読んでほしいかもという内容です。


この記事内の3つの略語について

【シブピク】
→Shibuya Pixel Artの略称
・SPAとも略す

・2017年から始まったピクセルアートの祭典

・シブピク側から出されたいくつかの題材をテーマにピクセルアート作品を応募するコンテストと、渋谷の街全体を展示会場にした特別展示やフェア、トークイベントで構成され、街全体でその魅力や可能性に迫ろうとする試みとのこと(公式HPより一部抜粋)

・2025年にはピクセルアートの展示、研究、保存を実装する「SHIBUYA PIXEL ART MUSEUM」を構想している(とても楽しみ)
↓その関連かもしれない取り組み

【ピクスト】
→The Pixel Streetの略称
・TPSとも略す

・2023/10/21に、浅草橋ヒューリックホールにて開催された、ドット絵特化のイベント

・総勢約80組のドット絵に関わるクリエイターのグッズ販売やゲームの試遊、チップチューンのライブなどが行われた

・今回限りかもしれないし、今後も続いてくれるかもしれないため、今後の動向に期待したい

【PAP】
→Pixel Art Parkの略称

・日本最大級のドット絵オンリーイベント

・2015年に初めて開催され、現在は諸事情により無期限休止中

・PAPによってドット絵を始めたクリエイターも少なくはない、影響力の大きなイベント

自分とピクセルアート界隈の出来事をざっと振り返る

□自分のこと

・前半は凪(シブピク2022で受賞したことが夢だったんじゃないかと思い込んでる期)

・後半怒涛

・毎月制作している「こぐみのこよみ」の遅延(申し訳ない)、でも一年走りきった!

・名刺がver.2になる

・シブピク2023のキービジュアルを作った(なんでだ)

・ピクスト出展のお声がけをいただく(なんでだ→シブピク受賞したからか! 夢だけど夢じゃなかった)

・からのピクストでイベント初出展

・クラウドファンディングのリターン品用に作品制作

・都内のドット絵関連の展示にめっちゃ行ったし打ち上げにも行った

・不定期ながらもポッドキャスト番組を始めた(これが一番想定外)

□ピクセルアート界隈のこと

(私から見えた範囲での話)

・前年末頃に発表された、PAPの無期限休止からのシブピクのコンテストお休みのお知らせによるどよめき

・しかしそのどよめきを吹き飛ばすようにシブピクがとてつもなくすごい展示をする(原宿〜渋谷間のいろんな場所で展示があり、一日で回りきれなかった)

・待ちに待ったドット絵特化イベントであるピクストの開催

・個展が多かった(いくつか行った)

・本も出てた(買った)

・オンラインイベントもあった(アバター作って見に行った)

・絶対にドット絵は波に乗っている(※個人の意見)

・創作全般に言えるが、ドット絵を攻略しようとするAIが現れ、界隈が脅かされる

・同時にゲームは作りやすくなっているかもしれない

具体的に自分の振り返り

■シブピクのキービジュアルを制作した際のこぼれ話

別の記事でキービジュアル自体の話は詳しく書いたのですが、そこに載せていなかった話をひとつ。

お声がけいただいた理由のひとつに、noteでドット絵に対する考えを書いたり、いろんな表現を残したりしていたから、それを読んで選んでくださったというのがあったそうです。

各種SNSで書いたことは、どうしても時間とともに流れて行きやすく、考えをまとめたり見返したりしたい内容を書き留めておくには向いていないなと感じています。
なので、あまり更新はしないものの、noteは私の中で重宝しています。

どこに何のきっかけが転がっているか分からないものですね。

そんなわけで、考えの整理にnoteとは言わずとも、あとで見返しやすい媒体で残しておくのはありだと思います。

キービジュアル自体の詳しい話はこちらからどうぞ。

□総柄Yシャツを作ってピクストに出展したこと

せっかく最高のものを作ったのに、noteで書いていなかったことに今気づきました。

自分が着たかったから作ってみて、あわよくば、自分が最高だと思って作った服を誰かが着てくれたら嬉しいなと思い、ぎりぎりの期間で作りました。
他にもグッズはいろいろ作ったものの、メインはシャツでした。

設営完了の図
(もっとどうにかならなかったのか)

ありがたいことに、ピクストで販売した分はすべて売り切れました。ポストカードもほぼ売れて嬉しかったなぁ…。

今後の課題がいろいろ見えて勉強になりました。またイベントに出展するかは謎ですが、0が1になるのは大きなことです。

その後、Yシャツの受注生産を行ったのですが、在庫がまだ少しある状態です。
興味がある方は私のBOOTHを覗いてみてください。

□ポッドキャスト番組を始めたこと

…もうほとんど下記の記事に書いています。
なので、ポッドキャストについて説明します。

「ポッドキャスト」はAppleのポータブルマルチメディアプレーヤーである「iPod(アイポッド)」と、"放送"を意味する「broadcast(ブロードキャスト)」を組み合わせた造語である。元々は「iPodシリーズなどの携帯プレイヤーに音声データファイルを保存して聴く事が可能な放送(配信)番組」という意味で名付けられた。

wikipediaより抜粋

自分の感覚で書くと、個人でも始められる、いつでも聞けるラジオという感じです。
私はいつもSpotifyで通勤中によく聞いています。ポッドキャストも最近流行ってきているなと感じています。

なんて分かったような口を利いていますが、私が聞き始めたのは2年くらい前かな…?
ポッドキャスト自体は2004〜5年くらいから始まった仕組みなので、もう20年という歴史があるものです。つまり、私なんぞペーペーなわけです。

そんな私でもできるくらいなので、興味がある方はやってみて欲しいなぁと思います。

■ピクセルアートのイベントを楽しんだこと

【シブピク2023】
自分が手掛けたキービジュアルが街中でふと現れるという夢の中にいたのかもしれない。

だけどそんな夢を夢じゃないぞ、もっとすごいもんあるからそんなことでふわふわしてる場合じゃないぞと言ってくるすごい方々のフィジカル作品の数々。すごい空間でした。

詳しくはこちらから…いや書きかけだこれ…。
調べればいろいろ出てくると思います!
記事はこれ書き終わったら手を加えます、徐々に。

【原宿カワイイ展 ーeternalー】
ドット絵イベントではないのですが、シブピクの展示会場を回りながら、リリィさんに会うために行ってきました。
念願のうさぎのリリィさんぬいぐるみと、アイロンビーズで作られた立体ミニ宝箱をゲットしました!

リリィさんはドット絵好きのビーザーさんで、レリーフピクセルなど挑戦的な作品が多いので、いつもすごいなぁと思いながら見ています。

記念写真の私は汗で前髪がべちょべちょになっていました。

【ああ!困ります!!ああぁっ!!!!そんなところで踊ってはいけま展】
またやってほしいです。行った方・行きたかった方も多かったのではないでしょうか?

実は、展示内容の動画を撮らせてもらったので、行きたかったけど行けなかったという方は、声をかけてくだされば動画を送ります。(許可はされています。)
X(旧Twitter)のDMだとありがたいです。

961さんの解説付きでマンツーマン状態になる会場規模なの面白かったな…。研究熱心な方なので、noteの記事も面白いです。

次に個展がある際には、グッズをもっと増やして欲しいです。

【5人展「ベリカード」 ー 彼方からのピクセルアート ー】
こんな豪華な展示があっていいのか? と思う素晴らしさでした。
ピクストで手に入れられなかったグッズも置いてくださっていて、とてもよかったです。 

一番の目的はシルクスクリーンとベリカードを模したポストカードの入手でした。
ちょうど5名のアーティストの方々が揃っているタイミングで行けたので、またお話できたり、サインなどいただけたりと、特典ましましですごく嬉しかったです。

ドット絵をアナログのものに出力する行為については、ドット絵に触れる方はいろんな考えを持っているかと思います。
私はドット絵=ピクセルアート=芸術表現のひとつという考え方なので、16×16pxで4色などの制限の上での表現力の素晴らしさも最高だし、元々のドット絵が出来上がった経緯から逸れた、ピクセルをひとつの画材として捉えて、そこに縛られずに表現することも最高だと思っています。
だからこそ、こういったさまざまな表現を諸先輩方が追求してくださっている展示はありがたいと思っています。

あぁ…また日和って名刺渡しきれなかった…。

■ピクセルアート界隈の人への愛おしさがさらに増したこと

これは私の周辺にいる方々も言っていることなのですが、この界隈はホーム感が強いです。

それがすごくいいときもあるし、まれにうーんとなるときもあります。
例えば、リアルイベントにどうしても来れない方にとっては、自分は行けないのに周りはあれがよかった、また行きたいなど仲良く話しているのを文字情報で見るのは、圧力につながりうるのかなと思うことはあります。(自衛している方をたまに見かけます。)
ただ、ピクセルアートに限ったことではないものの、そういったことに対してじゃあどうすればいいのかというのは難しい話ですよね。さすがに本題からズレすぎるのでデメリットの話はここで止めます。

それでも私は、人と人は直接会うのが一番いいし、楽しかったと周りに伝えることも大事だと言いたいです。

この界隈の方と初めて対面で会ったのは2022年のシブピクの受賞式でした。
その時は、アウェーかもしれないという恐怖心と、コロナ禍ということも相まって、行くのが嫌だなと思っていました。出不精なのでそれが一番大きな要因ではありますが…。
でも行ってみたら、みんな文字でやりとりしている雰囲気ほぼそのままで、あぁ、実在する人達だったんだと謎の安堵感を覚えました。
そしてその約1年後、また会ってもそんなに久しぶりじゃないような気がして、ここは私にとってホームかもしれないなぁなど不思議な感覚に陥り、同時に、あぁこの人達に私は会いたかったんだとも思っているのです。

他の方がそうかは知らないですが、少なくとも私は、寂しいとかではなく、ピクセルアート界隈の人達への愛おしさが増しているんだなと感じています。

この界隈は、入ってきた要因によって世代が違ったり、知識の前提が違いすぎることはありますが、前述の通りみんなフレンドリーだったり、新しい知識を取り入れようとする熱心な方が多いので、老いも若いもみんな等しくいい人まみれです。
関わっている時には、世の中にはこんなに面白い人がいたんだ、しかもその人とまさに会話しているんだという高揚感を覚えます。

もっと都内以外でもピクセルアートのイベントが広がったり、スケジュールが長く取られるようになったり、対面がいいとは言ったものの、まずは作品に触れる機会も大事だと思うので、通販がちゃんと行われたりするようになることを切に祈るばかりです。
人間は機械じゃないので、作り出すものには何かしらの意思が込められています。

Pixel Dot Partyのようなオンラインイベントが増えていくのもいいですよね。

私は主催などができる器ではないものの、盛り上げることができそうなことは、なるべくなんらかの形で関われたらいいなとは思っています。
人は、目に入らない情報はないのと同じなので、そういった理由でも周囲に情報や感想を伝えるのは大事だなと考えています。

ちなみに、今年5月には福岡でイベントが行われます。出展者募集は今月20日までのようです。みなさんぜひ!

4年目に何をしたいか

めちゃくちゃ長くなってしまったので、本当にそんなことできんのかよってことも箇条書きで書いていきます。
言霊はあると信じている。

・本を作りたい
・書籍の装画やCDのビジュアルをやってみたい(本自作すれば達成できるな?)
・また服やグッズをつくりたい
・イベントに出るかは分からないけど、ピクセルアートの人となるべく会いたい(=出不精直したい)
・こぐみのこよみを継続したい(下記参照)

それでは最後に、Pixel Dot Partyでの私の様子を貼り付けて締めたいと思います。
ではまた!

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?