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私の、すべらない話 ③ 餃子の王将

私が大学生のときの話です。

私は、餃子の王将でアルバイトをしていました。

リャンガーコーテー
カイカイ
エンザーキーイーナーホ

餃子2人前、急ぎで!
唐揚げ1人前お持ち帰りで!

王将用語を叫んでは、ホールで接客を行い、走り回る日々でした。

ものすごく忙しかったですが、ヘトヘトになる分、まかないがめちゃくちゃ美味しかったのをよく覚えています。

そんなある日。

お昼のランチ時でした。

その日は、連休真っ只中で、開店直後から大忙し。

行列ができていました。

店長の大声が響きます。

私はホールで走り回ります。

順番待ちのお客さんを次々と案内していってました。

ヘトヘトになりながらも、なんとか頑張っていました。

そんな時でした!

「え〜💢めっちゃ混んでるやん〜」
「どないなっとんねん
💢

ガラの悪い、ヤンキー風の家族がやってきました。

お父さんであろう人が私に話しかけてきました。

ヤンキーパパ「あと、どれくらい待たなあかん?💢」

私「おそらく、20分〜30分くらいわかかるかと」

ヤンキーパパ「長〜💢はよしてな💢」

そう私に言い放ち、外にタバコを吸いに行かれました。

その後、イライラされながらも待っておられてました。

よっぽど王将が良かったんだろなあ。

私はなんだか、微笑ましく思っていました。

その後、20分〜30分が経ちました。

さて!

いよいよ、その家族の番です。

私は、ご案内をしました。

「お待たせしました、○○様。ご確認なのですが、何名様でしょうか?」

ヤンキーパパ「4人じゃー💢

そう怒鳴りながら、指でも、人数を指し示して下さったのだが、そのときの指の数が3本しかなかった。

おしまい。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
いつも、読者の皆様に支えていただいてます☺️🍀

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