死後の世界

死後の世界を信じる?人間、死んだらどうなると思う?

こんなテーマで討論したことがある人も少なくないのではなかろうか。ちなみに私は討論したことが……ない。
でも、死んだ後に意識は何処へ行くのだろう、生まれ変わるなら何になりたいか、なんてことをひとりで考えてみたりする。

死んだらずっと無の世界になるかもしれないと思うと、考えれば考えるだけ怖くなる。そもそも“無”なんだから怖いもなにも(笑)、と無理矢理前向きに思い込むことにした。

以前、死んだら“無”になることを過剰に怖がる人をネット上で見かけたことがあった。確かに怖い。
でも少し考えてみれば、人間生まれるまでみんな“無”だったわけだから、死後のことなんて必要以上に怖がる必要はないのではないか。
例えば私は1996年生まれなのだが、その1996年に生まれる瞬間まで意識や記憶がない。(まあ、生まれた瞬間どころか0歳の記憶なんて殆どないのだが)
当たり前のことだが、生物は生まれるまで意識は存在していないのだから、存在がなくなることを過剰に怖がることはないと思う。

話は少し変わるが、最近SNSなどで安楽死について語っている人を多く見かける。「人生辛いから安楽死して早く楽になりたい」こういう投稿を見た時に疑問に思った。死んだら本当に楽になれるのか……?
先程は死後の世界がない前提で話を進めていたが、今度は死後の世界がある設定で話を進めていく。

もし死後の世界があるのなら……それは生きていることと同じではないのだろうか?死後の世界で“生きている”のだから。自分でも何言ってんだ?と思うが、“無”や“来世”がない限り、“私”は死んでも“私”として魂は存在し続けるわけだから「死後、天国や極楽のような場所に行けなければ楽になれるとは限らないのではないか」というのが私の結論だ。

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