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【ブログ】萩、防府、山口に遠征
2024年8月12日(月)
月曜日は前の週を振り返って【ブログ】の話題で書いています。
【遠征】山口へ遠征
2024年8月7日(水)
山口県看護協会からの研修依頼で山口に遠征する。前回の遠征が会津若松だった。今回は狙ったわけではなく、戊辰戦争の仇の長州となった(大河ドラマ以前の私ならこんなこと思いもしなかっただろう)。良い機会なので、萩を回ってこようと思う。
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山口宇部空港にはLCCのスターフライヤーが飛んでいるけれども、今回は交通費が出るのでJAL便にした。お盆前とあって満席だった。家族連れが多い。空港から新山口駅までのバスは直行でスムーズだった。新山口駅前の東横インは旧型だが問題なし。
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【山口2日目】萩、明倫館、萩城跡
2024年8月8日(木)
バスのスーパーはぎ号で萩にいく。約1時間で直行する。
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萩藩校明倫館は広くて展示物も豊富だった。ここで、イギリスに渡航した長州ファイブ(長州五傑)や吉田松陰のことを学ぶ。特に、佐賀藩にあった反射炉のことを学びに行って断られたというようなエピソードが面白い。第10代藩主・鍋島直正が種痘の導入や製鉄所を作ったりして、科学技術では一番進んでいた。そういう視点を知らなかったので、また佐賀に行きたくなった。
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明倫館を出て、城下町を歩く。ここには木戸孝允旧宅などがよく保存されていて、歩くのが楽しい。暑かったが。
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お昼はがんこ菴というところで天ざるを食べた。
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途中、菊ヶ浜という海水浴場を通って、萩城跡へ。菊ヶ浜の海は透明度が高くて綺麗だった。萩城は天守閣は失われているが小さな山を背景にしてかなり広い。
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帰りは萩プリンを食べて一息ついてから、スーパーはぎで新山口に戻った。
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【山口3日目】防府で中堅看護師の研修、毛利博物館
2024年8月9日(金)
この日は仕事の日。山口県看護協会からの依頼で、中堅看護師の研修。場所は防府。午前2時間、午後2時間の計4時間。参加者は75人で、グループワークは4人で組んでもらった。テーマは教える技術で、新人看護師に教えるときや複数人に教えるケースを想定して具体的に話すようにした。
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みんな積極的で、質問カードが24枚来たのにはびっくりした。一回でこの枚数は最高記録ではないだろうか。
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研修が15時で終わったので、少しの時間を利用して、毛利博物館と庭園に行った。私の他には観光客は二人しかいなかったので、ほぼ独り占めで、お屋敷と庭園を見て回ることができた。しかし暑い。もみじがたくさん植えてあったので、秋はきれいだろうな。あと、松が実に上品な感じ。
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講演や研修は基本的には断っているけれども、今回のように遠征に絡めることができる場合は引き受けている。今後もこの方針で行こう。
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【山口4日目】香月泰雄のシベリア・シリーズ、サビエル記念聖堂
2024年8月10日(土)
山口4日目で最終日。滞在も3日目を過ぎる頃になると、街が自分に馴染んでくるのを感じる。まったくの異邦人から街の人に近づいたような気がする。
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新山口駅から山口駅に。新幹線駅の新山口駅に比べると山口駅は昔のままの駅という感じだ。そこから歩いて山口県立美術館へ。たまたま8月25日まで「香月(かづき)泰雄のシベリア・シリーズ」という特別展が開かれていたので、ラッキーだった。
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香月は長門市三隅の出身で、画家として頭角を現し始めたときに太平洋戦争の兵士として従軍した。その後シベリアに抑留された。復員後にその体験をもとに描いたのがシベリア・シリーズ。暗く、力強い絵に添えられた自筆の解説文が、一見抽象的な絵の意味を示してくれる。
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映画『ラーゲリより愛をこめて』を見ていたので、シベリア抑留の生活がどんなものだったかをイメージできる。それと香月の絵を重ねてみると想いが胸に迫ってくる。ダモイ(帰国)のルートはやはりナホトカから舞鶴、そして山口ということだった。
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常設展は山口市出身で尾道で創作した小林和作(わさく)の風景画をたくさん見ることができた。和作は色々なところに創作旅行をしていて、旅先ではスケッチだけをして、そのあと油絵に仕上げたのだそうだ。
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帰り道に、サビエル記念聖堂に寄った。モダンで美しい教会だった。2階建てで1階は展示がたくさんあった。ザビエルの道のりも興味がある。
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今回はこれでおしまいにしておく。山口にはまだまだ行きたいところがある。特に秋吉台、秋芳洞は次回のために残しておく。
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