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(111) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台(2/3)運営モデル

2021年1月28日(木)

前回の記事では、ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台というテーマで、コース設計/運営/評価という3つの観点で、重要でかつ有用なモデルについて書いてきました。今回はその続きです。

(007) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土

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このスライドの、コース設計の3つのモデル「ガニエ9、ARCS動機づけモデル、ロケットモデル」と、運営のモデル「マイクロフォーマット」まで説明しました。今回はその続きで、レッスン/ゲームモデルと3ステージモデルについて紹介します。

・レッスン/ゲームモデル

「レッスン/ゲームモデル」は私のテニススクールでの経験から作ったモデルです。トレーニングをして自分の技能を磨くという活動のすべてに当てはまると考えられます。それはスポーツであろうが、料理のような技能であろうが、学校で学ぶ知識と思考法であろうが、すべて当てはまるでしょう。

このモデルは、単技能の練習や典型的な練習ばかりのレッスンをやっていても上達しないし、かといってゲームばかりやっていても上達しないという視点からできています。上達するためには、レッスンで練習したことをゲームで使うことが必要であり、同時に、ゲームでできるようになるためにはレッスンに立ち戻ってトレーニングする必要があるということです。つまり、レッスンとゲームのモードを行ったり来たりすることが重要なのです。

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