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【おとなの学び方】(3) 書くことで自分の人生に意味を与える

2023年9月23日(土)

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書くに従って選択肢は狭まるので、どうやっても書き終わる

文章を書くことの難しさの1つは、選択肢が多いことです。文章を書き始めようとするスタート地点では、10個くらいの選択肢があります。どんなトピックで書こうか、どんな出だしで始めようかということです。選択肢が多いので、迷うのです。

このときに、あれやこれやと気が飛ぶと「マインドワンダリング」という状態に入ります。注意が一点に集中せずにあれこれ考えてしまうという状態ですね。こうなるとなかなか文章が進みません。とはいえ、書く人にとってはこの状態が割と楽しいものなのです。どんなことを書こうかと考えている時間が一番幸せな時間かもしれません。

書き始めると、この選択肢の幅は徐々に狭まっていきます。文章には一貫性とストーリーが必要なので、次に書く文は、それまでに書いた文章によって制約されてしまいます。ですから、徐々に選択肢の幅は狭くなり、注意もストーリーをつなげるという一点に集中するわけです。そんなわけで、いったん書き始めた文章は必ず書き終わるというわけです。

一度思いついたことは、二度、三度と思いつくので、心配はいらない

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向後千春が毎日読んだり、書いたり、考えたりしていることを共有しています。特に、教える技術、研究するこ…

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