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文章を読んでもらうのに、お金を払っていただくということを始めてみると、これは良いシステムだなということに気づきました。

このマガジンを買っていただいた人が10人となりました。うれしいですね。このうれしさは、本を書いて、出版して、それを買ってもらうというのとはまた別のうれしさです。

読者と直接つながっている感覚が新鮮なのです。たとえば、講演会やワークショップをやると、何千円かを払っていただいて、聴きに来てくれる方々がいるわけですが、そういう人と会場で直接顔を会わせて話しているという感覚に近いものがあります。

文章を読んでもらうのに、お金を払っていただくということが、最初はちょっと抵抗がありました。しかし、実際に始めてみると、これは良いシステムだなということに気づきました。

1つは、「書こうという意欲がわく」ということです。読者がいるおかげで、書こうという気になります。普段であれば、単なるアイデアとして、自分個人のノートにメモして、それで終わってしまうようなことでも、それを膨らませて、ひとまとまりの文章にしてみようという気になります。

そして、それを「もう一歩丁寧に説明してみよう」という気になります。もともと私の文章は極限まで短いのですが、それをもうちょっとだけ丁寧に書こうかなという気になります。これは、自分にとってもいいことで、丁寧に説明しようとすると色々なところに穴があることに気づくのですね。

無料で公開しているブログでは、それほど丁寧に書かないですね。できるだけ簡潔に書こうとしていて、まあ細かいところは、また話す機会があるときに、という感じです。しかし、ここでは、これが読者と会っている機会になっているわけですから、ここで詳しく書こうと思うわけですね。

そんなわけで、noteに書くのがちょっと楽しくなっているこの頃です。

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