032 [おとなの遊び] 遊ぶように生きる
「遊ぶように生きる」
本のサインをしているときに「何か一言入れてください」と言われたので、思いついた言葉が、
「遊ぶように生きる」
だった。
本当に遊ぶように生きることができたら楽しいだろう。つらいことも、苦しいことも、その次のどんでん返しのための伏線なんだ。すべてが遊びを盛り上げ、楽しくするための仕掛けなんだと思って生きる。
遊びや趣味を大切に取り扱う
遊びや趣味を大切に取り扱うということは、具体的には、遊びや趣味の「優先順位」を上げることになるのだろうと思います。遊びや趣味のスケジュールをまず最優先で押さえておけば、結果としてそれを大切に扱ったことになります。
次の記事では「仕事を最優先」にした結果、遊びや趣味が「空いた時間」に追いやられてしまい、その結果としてその時間が取れなくなるということを指摘しています。
仕事を最優先に考えることをやめる
人生は短いのです。スポーツもしたいし、美術館にも行きたいし、映画も観たいし、コンサートにも行きたい。自分の興味のあることを調べたいし、趣味に時間を使いたいし、旅行にも行きたい。こんなにたくさんのことがしたいのに、仕事最優先主義を取っていたのでは、時間はありません。唯一の解決策は、優先順位を変えることです。それ以外にありません。
とはいっても、仕事はしなくてはなりません。となれば、どのようにすれば仕事の質を高め、それにかける時間を短くするかということを考えなくてはなりません。つまり、生産性を高めるということです。次の記事はその手順を示しています。
生産性を高めるための実践をすることで意識が変わる
つまり、生産性を高めるためには、意識を変えるのではなく、まず行動を変えることが必要なのです。今まで変えずにきたやり方ではなく、生産性を高めるための方法を考え出し、それを実行していくこと。その結果として、私たちの意識が変わっていくのです。
本当にやるべきことに手をつけないでいるために、いろいろな仕事を見つけてくる
なにをやるのでも、自分の忙しさを理由にして、やらない言い訳をしてはいけない。
それは、それが「言い訳」だからではない。言い訳をしていると、まるで「その言い訳が本当のことのように」信じ込んでしまうからだ。一度それを信じ込んでしまうと、本当にやるべきことが、それ以外の忙しさで、できなくなってしまうことが習慣になる。
本当にやるべきことを最優先にするべきだ。何も言わずに、それに着手しよう。そうすれば、忙しさを言い訳に手をつけないという習慣はなくなるだろう。
本当にやるべきことに手をつけないでいるために、いろいろな仕事を見つけてくるというのが本当のところではないだろうか。テレビを見たり、雑誌を読んだり、Facebookを眺めたりするのは、やるべきことから気をそらすためなんだよね。それを「気晴らし」と呼ぶ。気晴らしが終わったら、自分のやるべきことをすればいい。だけど、ずーーーーっと、気晴らしをしている自分に気づくことがある。
私が、自分じゃなくてもできる仕事を断るのも、メールの受信箱を常に空にしておくのも、「ああ、やらなきゃいけないことがなくなってしまった。じゃあ、自分が本当にやるべき仕事をやるしかないか」という状況をできるだけ作りたいからなのですね。「雑用」がなくなってしまったら、しょうがない、「本当の自分の仕事」をするしかないからね。
楽しみの前に苦しみを置こう
楽しみの前に苦しみを置こう。
自分の楽しみをリストアップしておく。
美味しいコーヒーを飲むこと。好きなテレビ番組を見ること。好きな音楽をガンガンかけること。ブログを書くこと。
そしてこの楽しみの前に苦しみを置く。
ちょっとがんばってやらなければいけないこと。締め切りが迫っている仕事。意志力を少し発揮して片付けなければいけないこと。やらなきゃいけないんだけど面倒くさいこと。
こうしたことを楽しみの前に置く。
そうすれば、苦しみは楽しみの一部になる。
さらに、やらなければいけないことを片付けた開放感で、楽しみは2倍になる。
たくさんのことを成し遂げたいなら、自分の楽しみをたくさん用意しておこう。
・元の記事のリスト
元記事のリストは以下の通りです。
・[おとなの学び] のここまでの話
[おとなの学び] のここまでの話は以下の通りです。もしよかったら読んでみてください。
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