研究するということは個人の統合かもね。
水曜日はフリーテーマで書いています。
先日の第3回おとなの研究会では、塾生の皆さんの研究発表を聞きながら考えていた。研究するということは最終的には個人の統合ということなのかもしれない。
「研究する」というと、一般的に、堅苦しく、生真面目で、形式ばったものを連想させるかもしれない。しかし実際にはそれとは逆で、自由で、個性豊かで、クリエイティブなものだ。その人の研究発表を聞いていると、いやがおうでも「その人自身」が現れてしまうものなのだ。研究というのは、どうしようもなくその人の個性が出てしまうものなのだなあ。
研究を、ハート/マインド/ボディに分けてみるとこんなふうになるだろう。
・ハート :研究への情熱。現場への愛。社会への志向。
・マインド:先行研究へのリスペクト。健全な推論。批判的柔軟性。
・ボディ :旺盛な知識欲。確実な技術力とスキルの遂行。レパートリーの拡張。
研究をするということは、これら3つのことをすることだ。この3つはひとつでも欠けると良い研究にはならない。その過程で、個人が統合されていくのかもしれない。だから、研究を見るとその人の個性が明確に現れてしまうのだ。
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