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(040) 国立情報学研究所主催のサイバーシンポジウムでオンラインコースの作り方について話題提供しました。

国立情報学研究所主催の「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」というのに出て、オンラインコースの作り方について話題提供しました。オンライン環境はWebexでした。

1,300人くらいが視聴していると表示されるのですけど、オンラインですと、そんな実感もないですね。 Slackでの質問は2人のみ。すぐに回答しました。これならビデオ収録したのを流すのでよかったかもと、一瞬思いました。しかし、リアルタイムでしゃべるからこれだけの人数の人が聞いてくれるのかもしれない、と思い直しました。

もし、登壇者同士あるいは司会者との間でインタラクションができれば、リアルタイムでしゃべることの意味は倍増したと思います。

持ち時間は15分なので大したことは話せません。要点を絞りました。時間が短かったので、逆にオンライン授業のやり方のポイントが明確になったかもしれません。以下にその話の内容をまとめておきましょう。

スライドはここからダウンロードできます。

https://www.nii.ac.jp/event/upload/20200508-5_Kogo.pdf

・ロケットモデルで「リソース→活動→フィードバック」のサイクルを作る

ロケットモデルは向後が提唱しているコースを作るときのフレームです。簡単にいうと以下のようにコースを作ろうというものです。

1. まず想定参加者のニーズを探って、明確にする。
2. そのニーズを、想定された時間と人数で達成できるようなゴールに明確化する。
3. 与えられた時間で、リソースの提供→学習活動の実施→それに対するフィードバックをワンセッションとして、必要なセッションを設計する。

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詳しくは『上手な教え方の教科書』をご覧ください。

特に重要なポイントは、次のようにまとめられます。

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