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ファーストコンタクト・ライブラリ

2017年から継続して書いているマガジン「ちはるのファーストコンタクト」からテーマに沿った記事を編集して公開します。テーマは、アドラー心理学、教える技術、おとなの研究生活、そのほ…
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2022年1月の記事一覧

[1月の編集後記] 1本の記事が書籍の1章分くらいになるように

ファーストコンタクト・ライブラリを購読いただき、ありがとうございます。月末はこのように「編集後記」という形で書いています。購読者数も徐々に増えてきて、現時点で39人に購読いただいています。知人・友人にもご紹介いただければうれしいです。目指すはまず50人、その次に100人です。 今月は、次のような記事を編集して公開しました。 ■2022年1月編集した一本の記事が、書籍の一章分くらいになるようにイメージして製作しています。ということは12ヶ月続けたら、12章立ての本が4冊でき

019 [おとなの研究] 「おとなの研究」の特徴と楽しみ

2017年から「おとなの研究コース」というものを開いています。この「おとなの研究コース」は2021年で5年目に入り、9期生を迎えました。 「おとなの研究コース」は次のような意図で始めました。 現場で働いている社会人が「研究」を始めたらどうなるでしょうか。何か面白いことが起こりそうです。特定の組織に所属せずに研究をしている人を「独立研究者」と呼びましょう。このコースでは3ヶ月をかけてその第一歩である「独立研究者を始める」ということを学んでいきます。「研究」というと難しく思え

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018 [アドラー心理学] アドラー心理学は自己啓発心理学ではない

私はアドラー心理学について研究しています。アドラーというと、「心理学の三大巨頭の一人」であるとか「自己啓発の源流」とかのキャッチフレーズがついています。それも判で押したようにです。コピペがコピペを呼んだという感じでしょうか。 フロイト、アドラー、ユング(生まれた順)は確かに「臨床心理学の基礎を築いた3人」ではあるでしょう。しかし、「心理学の三大巨頭」は明らかに言い過ぎ、あるいは「盛り過ぎ」です。なぜなら、臨床心理学は広大な心理学の1つの領域に過ぎませんから。 さらに腑に落

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017 [教える技術] 対面もオンラインもマイクロフォーマットで授業・研修を組み立てる

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016 [おとなの学び] 上手な教わり方をする人は上達が速い

「上手な教わり方」ってあるのでしょうか。おそらくあるでしょう。同じ先生についてグループで学んでいる人たちにも、上達の速い人とそうでない人がいます。それは、元々の能力の違いというよりも、先生について何かを学ぼうとするときのその人の「姿勢」の違いによるところが大きいように見えます。 学ぶときのどんな姿勢が「上手な教わり方」になるのでしょうか。それについて考えてみたいと思います。もし上手な教わり方があるのだとすれば、それを若いときから身につけておくことで生涯を通して役に立つでしょ