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ファーストコンタクト・ライブラリ

2017年から継続して書いているマガジン「ちはるのファーストコンタクト」からテーマに沿った記事を編集して公開します。テーマは、アドラー心理学、教える技術、おとなの研究生活、そのほ…
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2021年11月の記事一覧

[11月の編集後記] 記事のカテゴリーの重なり合う部分が面白いのかも

ファーストコンタクト・ライブラリを購読いただき、ありがとうございます。月末はこのように「編集後記」という形で書いています。 今月は、次のような記事を編集して公開しました。 ■2021年11月 008 [おとなの学び] リカレント学習の方法とその意味 009 [教える技術/おとなの研究] 「深く学ぶ」「深く研究する」ためのICEモデル 010 [教える技術] オンライン授業は不十分な対面授業ではなく、その拡張である 011 [アドラー心理学] ポジティブ心理学の起源としての

011 [アドラー心理学] ポジティブ心理学の起源としてのアドラー心理学

ファーストコンタクト・ライブラリの [アドラー心理学] のここまでの話は 003 [アドラー心理学] 自己肯定感、自尊心、そして劣等感 007 [アドラー心理学] 教育から仕事、そしてウェルネスへ とつなげてきました。 今回は、近年広がりを見せているポジティブ心理学とアドラー心理学との関係についてお話ししたいと思います。 ■ポジティブ心理学とは何かポジティブ心理学が広がりを見せています。日本ポジティブ心理学協会のサイトによると、ポジティブ心理学は次のように説明されています

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010 [教える技術] オンライン授業は不十分な対面授業ではなく、その拡張である

世界はコロナの流行があっても、その条件下でなんとかやっていこうとするニューノーマルの生活の方法を模索しています。コロナの流行は災難ではありますけれども、オンライン教育の方法が一気に広まり、浸透したという点においては、社会全体の進歩と捉えられるかもしれません。そこまで、日本におけるオンライン教育の進展は遅々としたものでした。この文章では、オンライン授業の流れをふりかえりながら、それが単なる対面授業の代わりではないことを主張したいと思います。 ■2000年以降のオンライン授業の

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009 [教える技術/おとなの研究] 「深く学ぶ」「深く研究する」ためのICEモデル

私たちは何かを学ぶとき「深く学ぶ」ことを追求しています。表面的な知識しか持っていない人のことを「にわか」とか「付け焼き刃」と呼んだりすることもあります。では、「深く学ぶ」とは具体的にはどうすることなのでしょうか。また、深く学んだ人とはどういうことができる人なのでしょうか。 ここでは、「深く学ぶ」とはどういうことかを「ICEモデル」という枠組を使って説明していきましょう。さらに、ICEモデルは研究するときの出発点であるリサーチクエスチョンを立てるときにも有効です。このことにつ

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008 [おとなの学び] リカレント学習の方法とその意味

私たちは、小学校、中学校、高校、大学などで膨大な量を学びます。しかし、それは準備運動に過ぎません。学校で獲得した知識とスキルを活かすのは、学校を卒業して社会人として活動し始めてからなのです。その段階になって初めて私たちは、自分が何も学んでいなかったことを痛感します。 でも、大丈夫。一度学んだことは、2回目はより少ない時間と努力で身につけることができます。だからこそ、おとなの勉強である「リカレント学習」が重要なのです。今回は、おとなの勉強はどうすれば楽しくなるかということにつ

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